以前から知ってはいたが、人間の胃腸は16時間「何も食べない」でいるとすごく調子が良くなるみたいです。最初に聞いたのは相撲取りが朝食を食べないという話で、彼等がこの医学的な知識を持っていたかは別として、あれだけ食べて太っているのに血糖値が低いのは何故なのか?という疑問に答える秘密の方法が16時間絶食法だそうだ。医者も太鼓判を押す健康の秘密である。
私は昔から朝食は食べない主義で、会社勤めしてからも昼は2時頃に喫茶店でランチを食べていた。それに帰りは残業で9時10時が当たり前だったから、まあ知らず知らずのうちに12時間程は空けていたと思う。ところが脳梗塞で薬を何種類か飲むようになり、薬が朝食後に飲めと指定されていたので「仕方なく」軽く朝食を取るようになった。
そんなことで何年か朝食を取り続けていたところ、テレビで(NHKだったかも?)食事の間隔を16時間空けると良い、という話を聞いて突然「やってみようか」と思い立ったわけです。
そもそも私は何でも思い立ったら直ぐやるタイプで、人から言われるとグズグズしてて中々やらないくせに、「努力しないでも簡単に出来そう」なものは喜々として飛びつく、という自分勝手な性格なんですね(勿論「飽きっぽい」のとセットですけど・・・まあ、何でもやり散らかして片付けない「はた迷惑」な子供だったでしょうねぇ、母に感謝です)。ついでに念願の「早起きする」と組み合わせて早速実行する事にしました。
で、朝は6時に起き出してとにかく外に出て朝日を30分以上浴びるます。朝食を食べて云々してたらどんどん外に行くのが遅くなるので、何もせずトイレだけ済まして「とにかく飛び出す」わけです。最近は暖かくなって来たので2日間続いてます(続いてるって言うレベルではないと思うけどねぇ)。
それから帰ってきて少し本を読むなりテレビを見るなりゆっくりして時間を潰し、10時に朝食を取り薬を飲む。これを毎朝のルーティンにしました。そして日中は好き勝手な事をし、コーヒーも飲んだりしてとにかく何してもOKで、私はなるべく外に出るようにします。
そしてお待ちかねの夕食タイムですね。これを朝10時から逆算して16を引くと夕方6時なので、好きなものを好きなだけ、但し終了時間厳守で6時には食べ切るようにします。もし食べ切れなければ残りは冷蔵庫に入れるか、もし消費期限が来ていたら残念だが捨てる位の気持ちで厳密に遵守します。こういう「意味ない厳格さ」というのは大好きなので、時間が来たら無慈悲なまでにポイっと捨てます(自慢かよ!)。
よく勿体ないとか言う人がいるけど「ゴミ箱に捨てるか自分の胃に捨てるか」の違いだけなので、ここは躊躇なくゴミ箱に直行です。要するに買いすぎた自分が悪いので、次買う時に注意ですね(食べ物は粗末にしないこと!)。
さてこれ後の9時迄の時間は私は勉強の時間として好きな歴史の本や海外ミステリー本の読書にあて、それから歯を磨いたり風呂に入ったりして寝る準備して10時に就寝。今まで寝るのが夜中の2時3時だったので、えらい変わりようです。これがつい土曜日から新しく始めた私の新時間割というわけ。腹が空いていると何か不思議とエネルギーが湧いて来るんですが、これ動物の本能として元々備わっている「飢餓を回避するメカニズム」なんじゃないか?、と思ってます(いい加減な事言うな!)。
まあこれを1ヶ月位続けてみて体の調子が良くなり、心身とも健康になったら死ぬまで続けて行きたいな、と思っています(すぐ死んだりして・・・年齢から言って十分有り得る!)。さて、どうなることやら・・・
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