明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

選択的夫婦別姓問題は、デジタル化で解決する

2021-10-28 03:18:00 | ニュース

あくまで一般的なシステムで使用する「本人名」を、すべて「マイナンバー」で統一するのだ。銀行口座からクレジットカードや市役所の各種手続き・免許や社員証やジムの会員登録・ネット登録時の本人確認に至るまで、凡そ社会生活に必要な「個人を特定する氏名」を「マイナンバー」に変えるのである。勿論、公的書類から民間の登録に至るすべてで、「マイナンバーを使用する」と法律で決めるのだ。このマイナンバーは生涯変わらないから、選択的夫婦別姓を主張する人々の「問題点の大部分」を、一挙に解決することが出来るのである。個人が決定するすべての行動は、それが独立してユニークであることが絶対条件だと言うことと同時に、それが「生涯不変であること」が重要である。結婚と同時に「名前が変わる」ということは、言うならばシステム上は「別人格」になることと変わりはない。「私は私、結婚したってそれは変わらない」、というのが本当の個人の尊厳を尊重する社会ではないだろうか。

なにも面倒なことは無い。取り敢えず、すべての書類の氏名を書く欄に「もう一つマイナンバーの欄」を必ず併記することとするのだ。それでもし、氏名に誤りがあったり書き間違いがあったり、または字が下手で読めなかったりしても、「マイナンバーで判読する」から問題なし、とするのである。普通に社会生活をする分には「今まで通り氏名で呼べば」いい。名前も結婚したら好きなように変えればいいし、変えなくてもいい。簡単である。

ただ、「山田一郎」と言われた場合、こちらは相手を特定できるが、もしマイナンバーは「○○○○です」と言われても、本当かどうか確かめる方法がこちらには無いのだ。そこで、外出先で何かの書類に本人名を記入する場合は、必ず「マイナンバーカード」を提示して、書いた本人の番号であることを証明しなくてはならないだろう。それ面倒だなぁ、って思ってませんか?

しかし今でも殆どの正式書類では、免許証などの本人確認書類の提示を求められている筈である。実態は何も変わらない。要するに「何となく人間味が無い」という理由で反対しているだけなのだ。皆んなデジタルに慣れましょうよ。あなたは358番であっちの方は419番、それで何の問題もありませんよね。日本じゃ同姓同名がワンサカ居るっていうじゃあ、あーりませんか?。読み方に困るような名前の人、最近多いですよね?

結論は、「選択的夫婦別姓の議論」と言ったって、突き詰めれば単なる「システムの問題」に過ぎません。早いとこ戸籍のデジタル化と、本人確認の仕組みを新しい時代に沿った方法に変更しようではないですか。

私はこれで「楽になる人」が続出すると思いますよ。


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