2022年1月19日(水)くもり時々晴れ。今日も寒い。これぞ真冬と呼ぶにふさわしいぞ!
午前中は晴れ間も見えた。
赤ちゃんの免疫はどうなってるのだろう?
腸内細菌
子宮の中にいる胎児の腸内は、ほぼ無菌状態ということだ。
でも、赤ちゃんは細菌とウイルスだらけの世界に出なきゃいけない。
赤ちゃんが産道を通ってくる時、そこに住み着く母親の腸内細菌が存在しているらしい。
この腸内細菌が赤ちゃんの口や鼻から腸内へ入り込むと考えられているそうです。赤ちゃんの腸にはじめて腸内細菌が育っていく第一歩だ!
心配どおり、赤ちゃんの腸には悪い菌がぐっと増えてくるそうだ。しかし、母親からもらった善玉菌のビフィズス菌が立ち向かう。
母親の母乳も大切だ!ビフィズス菌は母乳に含まれるオリゴ糖をエサとして育ち増えていくから(大体生後4日すぎ。)
免疫
抗体は免疫グロブリンとも呼ばれる。
抗体がその抗原と結合して、さまざまな作用で外敵やがん細胞を排除することはもう多くの人が知っている。
抗体は「Y」の字のような形をしている。Yの上の二本の鎖はH鎖とL鎖からなり、抗原(外敵)をとらえる可変部となる。アミノ酸の配列を変えることで、いろんな抗原に対応していく。
IgG、IgM、IgA、IgD、IgEの5タイプに分類され、抗原の種類によりそれぞれ対応した抗体が活躍する。
赤ちゃんはIgGが対応する。血液中にもっとも多く分布する抗体で、細菌や毒素と結合する力が高い。抗体の中で唯一胎盤を通過できるため、母親から胎児に移行できる。
母乳にもIgGが含まれているようです。だから授乳する半年程度は免疫力がそれなりに強いが、そのあとは赤ちゃんの体が自分でウイルスや細菌と戦わなければならなくなるのだ。