2022年1月8日(土)晴れ。今日は冬にしては朝からいい天気に恵まれました。ただし、早朝はかなり冷え込み、私の車のドアが開かない事態に。
山がスッキリ。
太陽の光がまぶしかった。そして、空気が澄んで気持ちよかった!
コレステロール
2007年に日本動脈硬化学会によって「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」が改訂されたことで、今では少し昔と違っていることがあるそうだ。
メタボリックシンドローム
メタボという言葉があるが、メタボリックシンドロームが危険な病態として取り扱われるようになって健康診断で腹回りを計測されるようになっている。
おへその高さの腹囲が男性で85㎝以上、女性が90㎝以上だとまずい。正確には、それに加えて脂質・血糖・血圧のうち2つ以上が基準をこえるとこの名称が与えられることになる。
LDL値
これまで血液中に含まれる「総コレステロール値」を基準としていたようですが、今はLDL(悪玉)コレステロール値を診断や治療の基準としている。
脂質異常症
これまで高脂血症とよばれていた病気が脂質異常症になっている。
コレステロールと言えば悪者のように言われるが、どうなっているのか?
コレステロールの2割~3割は体外からとり入れられ、7~8割は糖や脂肪を使って肝臓などで合成され、その量は体内でうまい具合に調整されている。
たんぱく質などと結合しリポタンパク質として血液中にとけ込んでいるという。
肝臓のコレステロールを体全体に運ぶ役割を持つLDL(低比重リポタンパク質)と、増えすぎたコレステロールを回収し体内の血管壁にたまったコレステロールを肝臓に運ぶ役割を持つHDL(高比重リポタンパク質)がある。
余分のコレステロールは肝臓に戻ってくるんだけど・・・その仕組みは・・・
LDLが体全体に運ぶのに専念し、HDLが血管の壁などに残っているコレステロールを肝臓まで回収するというもの。
この2つの役割のバランスが崩れて、血液中のコレステロールが過剰となるのが、脂質異常症と呼ばれる状態だ。
コレステロールが不足した場合でも免疫機能の低下を招き、脳出血の危険を増加させるから、多すぎても少なすぎてもダメなのだ!バランスを保たないと。
コレステロール値が極端に高いと動脈硬化の原因になり、血栓ができやすくなり、脳梗塞などの病気を引き起こす要因になる。
コレステロール値が極端に低いとガンや肺炎、脳卒中になる要因になる。
人間の都合でLDLを悪玉HDLを善玉と呼んでいる。