〇年末から二度目のドカ雪
2021年1月7日 日本 暴風雪
短時間でドカーンと降った雪
短時間でドカーンと降った雪
例えば、
〇時間ごと
〇時間ごと
新潟県上越市の高田は
3 時間降雪量の期間最大値26㎝(1/8) 3位
3 時間降雪量の期間最大値26㎝(1/8) 3位
6 時間降雪量の期間最大値46㎝(1/8) 1位
12時間降雪量の期間最大値73㎝(1/8) 1位
24時間降雪量の期間最大値103㎝(1/9) 2位
48時間降雪量の期間最大値160㎝(1/10)1位
72時間降雪量の期間最大値187㎝(1/10)1位
となる。
注
例えば、3時間降雪量の期間最大値は、特定期間の初日1時から終日24時(今日の場合は最新時刻)までにおける1時間ごとの前3時間降雪量の最大値です。6~72時間降雪量についても同様に1時間ごとの最大値です。
〇期間合計値(1/7-1/11 特定期間の初日から終日(今日の場合は最新時刻)までの日降雪量の合計値 )
1 新潟県 上越市 高田(タカダ) 213㎝
2 岐阜県 大野郡白川村 白川(シラカワ) 192㎝
2 新潟県 糸魚川市 能生(ノウ) 192㎝
4 新潟県 上越市 安塚(ヤスヅカ) 189㎝
4 新潟県 十日町市 十日町(トオカマチ) 189㎝
6 福井県 大野市 大野(オオノ) 158㎝
7 新潟県 妙高市 関山(セキヤマ) 147㎝
8 富山県 砺波市 砺波(トナミ) 145㎝
9 新潟県 長岡市 長岡(ナガオカ) 144㎝
10 新潟県 中魚沼郡津南町 津南(ツナン) 140㎝
10 石川県 加賀市 加賀菅谷(カガスガタニ) 140㎝
(13富山県高岡市伏木138㎝、15富山市富山134㎝、16富山県下新川郡朝日町朝日133㎝、20富山市秋ケ島122㎝)
〇期間最深積雪(特定期間の初日1時から終日24時(今日の場合は最新時刻)までの積雪の深さの最大値)
1 山形県 最上郡大蔵村 肘折(ヒジオリ) 330㎝ 1/11
2 新潟県 上越市 安塚(ヤスヅカ) 307㎝ 1/10
3 青森県 青森市 酸ケ湯(スカユ) 302㎝ 1/08
4 新潟県 十日町市 十日町(トオカマチ) 301㎝ 1/10
5 新潟県 中魚沼郡津南町 津南(ツナン) 272㎝ 1/10
6 新潟県 上越市 高田(タカダ) 249㎝ 1/11
7 岐阜県 大野郡白川村 白川(シラカワ) 245㎝ 01/11
7 新潟県 魚沼市 守門(スモン) 245㎝ 01/10
9 新潟県 魚沼市 小出(コイデ) 218㎝ 2021/01/10
9 新潟県 妙高市 関山(セキヤマ) 218㎝ 01/11
気象庁の資料でした。
さらに気象庁の資料から。
期間は令和3年1月7日から11日。
北日本から西日本の日本海側を中心に広い範囲で大雪・暴風。北陸地方の平地で1メートルを超える積雪。秋田県などで停電発生。
1月7日から8日朝にかけて、低気圧が急速に発達しながら日本海から北日本を通って千島近海へ進んだ。その後、日本の上空に強い寒気が流れ込んで11日にかけて強い冬型の気圧配置が続いた。これらの影響で、北日本から西日本にかけて広範囲で大雪・暴風となった。
普段雪の少ない九州などでも積雪となったところがあった。
3時間、6時間、12時間、24時間、48時間、72時間の降雪量で観測史上1位を更新した箇所が多数出た。
また、7日から8日にかけて、どんだけ風吹くの?と思うほど強い風が吹いた。
気象庁によると、
北日本と東日本の日本海側を中心に広い範囲で非常に強い風が吹き、秋田県八森では7日に最大瞬間風速42.4m/s、最大風速28.1m/sを観測し、ともに観測史上1位の記録を更新した。
〇朝鮮半島の温暖化現象
韓国の済州島の漢拏山(ハルラサン)がある高地にはチョウセンシラベという樹木が自生している。西欧のモミの木とは違うが同じ種類だ。韓国では「クリスマスツリーの森」と呼ばれて親しまれているようです。
このチョウセンシラベが危機にあるらしい。
過去20年間で野生の種が半減しているという。
このチョウセンシラベが危機にあるらしい。
過去20年間で野生の種が半減しているという。
もうすでにチョウセンシラベは絶滅危惧種(Endangered)に指定されているらしい。
モミは暑さに敏感で、気候変動の指標種とも呼ばれる。また、多くの木のように根が垂直方向に伸びるのではなく、水平方向に伸びるため、台風などの強風で倒れやすいらしい。昨年も何回も台風が直撃していることを思い出す。
参考資料:National Geographic
〇動植物の保護を話し合う2021.1.11
フランスのマクロン大統領が主催した「ワンプラネット・サミット」では、日本を含む50か国余りが2030年までに地球上の陸域と海域で少なくとも30%を保護区にすることを目指すと発表した。
現状では陸域は15%、海域は7%の保護にとどまっている。保護区を増やすことは二酸化炭素の排出量の削減や新たな雇用にもつながるとしています。
参考資料:NHK
参考資料:NHK
〇グレタさんが切手に
スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが郵便切手のデザインに採用され、同国郵便会社は「環境問題に直面する現代を反映した」と説明している。2021年1月14日から販売された。
参考資料:NHK
〇一時的ですが
新型コロナウイルスの感染拡大が人の移動や仕事に大きく影響する中、一方では、一部の地域で大気中の汚染物質や温室効果ガスが急減している。
ニューヨークの研究者たちはBBCに、大気中の一酸化炭素量を昨年同時期と比較したところ、速報値ではほぼ半減したと話した。としている。
地球の温暖化につながる二酸化炭素の排出量も、急減している。
参考資料:BBCニュース
〇その他
環境保護を論じる人々の間では「フットプリント(足跡)」という言葉を使うようです。
土を覆うコンクリート舗装や高層ビル、様々な化学物質からできている飛行機や電車、車などからペットボトルなどの日用品まで、人間が建造・製造したものを量・重さで指数関数的にとらえるものだ。
学術誌「ネイチャー」に発表された論文(12月9日付け)によると、地球上の生物の総重量と人工物の総重量は現在ほぼ同じで、今後は人工物のほうが上回る可能性があるという。
現在の所、地球上の生物の総重量は約1兆1000億トンだそうだ。
現在の所、地球上の生物の総重量は約1兆1000億トンだそうだ。
人類が地球に与えた影響を計量して認識する試みはユニークだ!驚いた!
20世紀初頭に人工物の総重量は350億トン(生物の総重量の約3%)だったが、現在では生物と同じ約1兆1000億トンに達しており、今は、年間300億トンずつ蓄積されているそうだ。これは、地球上の人間全員が毎週自分の体重以上のものを製造している量に相当するらしい・・・。
参考資料:National Geographic
イラストは