3月10日
「ヤママユ」、ヤママユガ科
綺麗な色をした日本在来の代表的な野蚕
福崎林道の雑木林の中で見つける
マユ一粒から得られる糸は
長さ600~700m位の絹糸が採取出来ると言われる
それが「天蚕糸」と呼ばれる
「ウリハダカエデ」、カエデ科
此の独特な模様は名前の由来(マクワウリ)
「トウゲシバ」、ヒカゲノカズラ科
枯葉の多い時期一段と目立つている
「ツノハシバミ」、カバノキ科
葉が出る前に開花する雄花
今回も車に乗って福崎林道を回る
3月2日
3月に入いり、当地でも春の花が咲き始める
「ウメ」、バラ科
中国原産で奈良時代に薬用として日本に入る
日本特産の梅干しは食品、薬用と幅広い用途がある
中でも最たるものは日の丸弁当であろう
梅干し:食欲増進・整腸作用・殺菌作用など
果実の利用は、梅酒、はちみつ漬け、黒砂糖漬け
ワイン漬け等が疲労回復や暑気あたりに良いとされる
中国から伝わった落ちた果実を燻製にしたのが
烏梅(ウバイ)と言う薬だそうです
「タネツケバナ」、アブラナ科
田植えの準備として種籾を水に漬ける頃に
花を咲かす事から、此の名前が付いた
山菜としても利用されている
「ヤブカンゾウ」、ユリ科、ワスレナグサ属
早春の田んぼの畔や土手に顔を出す(山菜に)
蕾は蒸して乾燥して、解熱に
根は乾燥して、利尿に使われる
「スイバ」、タデ科
田畑のあぜ道や人里に生える多年草
根の汁を、たむし・皮膚病に使われる
子供時代にスイバの茎(トウ)を良く食べました
当時は毒草以外は食べました(食塩を付けて)
2月7日
付知町の公民館「索道絵図」を拝観する
1,921年(大正10年)現在の中津川市坂下町から
下呂市三原地区を結んでいた索道、(距離40キロ)
飛騨索道運有会社が経営していた
大正10年に下呂市三原地区に発電所を作るため
鉄道の中央線が開通しており、坂下駅から
坂下町~峠を越えて田瀬地区~付知町~賽の神峠
加子母~舞台峠~下呂まで建設資材を運ぶ
(当時は高山線は開通していなかった)
五ケ町村に架線を張るのは困難を極めたそうです
索道架設工事は、大阪市の里見工業所が請け負う
ワイヤーを回転させるには50馬力の
モーターを三ケ所に取り付けていた
此の索道で5年間、発電所の資材を運んでいた
維持管理も大変だったそうです
当時これだけの工事が出来たのは
岐阜県経済界の重鎮(武藤嘉門)後の「岐阜県知事
衆議院議員」のツルの一声で反対を押し切って
完成したそうです
1月23日
先日見つけた(アカサルオガセ)、調べてみました
「アカサルオガセ」、サルオガセ科
「分類」 地衣類
「生育形」 樹枝状
「大きさ」 長さ 3~c
「生育場所」 樹皮
「分類」 在来種、本州 、ヨーロッパ
マレーシア、オーストリア
「撮影場所」 岐阜県中津川市加子母上桑原
「撮影年月日」 平成31年1月21日
神明神社の大杉に生えている
地衣類は大気汚染やホコリ等に強く影響を
受けるものが多く、この性質を利用して
大気汚染などの状況を知ることが出来る
サルオガセの様にその場所がどのような環境か
測る目安となる
環境標種として利用されている様です