木曽越峠の仙人日記

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森の妖精「セリバオウレン」

2020年03月07日 06時45分14秒 | 薬草

3月7日

当地の朝は晴れ


「セリバオウレン」、キンポウゲ科

薬用植物


当地 加子母の小和知地区

友人所有の杉林に今年も「森の妖精」と言われる

オウレンの花が咲きました


山の樹林(多くは杉林)内に生える多年草

薬用には、根茎を使用する



根は、なかなか伸びず10年で5~10センチと言われる

秋に根を掘り、ヒゲ根を焼いて刻んで乾燥する

根を水洗いすると、成分が溶け出すので

藁のたわしでこすりながら土を落とす


昔は日本でも栽培されていたが

薬用にするまでに、手間がかかり現在は

中国産で間に合わせている


50年ぐらい前には、当地の舞台峠の近くでも栽培されていた


薬効は

胃痛・下痢・結膜炎・流行り目・口内炎
高血圧予防・鼻血・整腸薬にに煎じて服用する

体の熱を冷ます薬草です


岐阜薬科大学の椿洞 薬草園には、大群生地がある

爺は此の薬草園で10年ガイドをしていた



今日は「オウレン」、いっしょくでした

コメント (1)
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