今から50年ほど前に発売されたKATOの初期20系寝台車。 定価: ¥800円
当時はこれでも貴重品でした。
近年、金型も新しく生産され、挙句、見向きもされなくなり棚の片隅へ追いやられ忘れ去られていたが、
この度、殿様「あさかぜ」なる製品が発売されたのを機に、以前購入のあさかぜをリニューアルしました。
その余剰部品で旧金型の初期20系寝台車を今の水準に近づけると言うお話です。
前置きが長くなりましたが、カニ21とナハネ20及び、ナロネ21をほぼ同時進行で加工しましたのでご覧ください。
カニ21
最初に分解します。
ガラスパーツと屋根は再利用しますので一旦保管します。
床板を切り取り成形します。表面の再塗装は避けたいところです。傷を付けないようにします。
同様にテールサインとテールランプの穴をくり抜き成形します。 かなり雑でした・・・。
車掌室側のガラスパーツはテール部の干渉するところを切り取ります。
アクリルは割れやすいので注意が肝要です。
新たな(あさかぜ改修で余剰になった)床板を用意し、テール用のランプを電球からLEDに交換します。
使用するパーツはこれ
↓
↓
Assyパーツで台車を用意し取り付けます。
ついでに、室内灯を組み込みます。
あまり明るくなくても良いので旧製品のLEDです。 写真奥が現行製品
点灯テストです。 モールドの違いも有り、加工が雑なのでテールサインは隙間だらけです。
テールランプは雑さがありありと・・・・。 人間が雑ですから~・・。 丁寧にやれば観られるものになるでしょう・・・。
ナハネフの時は絶対に丁寧に・~・やるぞ!←本当かなあ~(´;ω;`)
点灯はOKです。
ボディを再組立てします。余剰部品からホロを取り付けます。 ずれていますがサイズの違いからこれがベストです。(奥が現行製品)
後に、サイズの合うものと交換しました。
床板を入れますが、長手方向が少し長いので切り詰めます。
床板の固定には両面テープを使用します。
加工が雑で手荒ですので、出来具合はそれなりですが、現行仕様の20系と遜色なく使えそうです。
次はナハネ20です。
手法は同様ですので、途中は割愛で・・・。
こうなりました。
斜め前から 幌も付けました。
号車番号などに色差しをします。
室内灯も付きました。 室内は塗って有りません。
最後は、ナロネ21ですが、慣れてきたので、床板の切り抜きを徐々に変えて、最初のナハネ20は1mmリーマで穴あけ~カッターナイフで繋いで外す手法でしたが、次のカニ21はピラニアンで切り取り最後のナロネ21は、デザインナイフを使い筋彫で切り抜きました。
結果、この方法が労力も少なく、ボディに傷を付けるリスクも少なく済みました。
他の工程は前述の通りですので省略して、出来上がったのがこちらです。
横から
斜め前から 幌も付けました。
室内も色を付けました。
同様に外側の色差しをして・・・。
最終的には屋根の色をGMの35番でも塗れば完成です。
KATOの古い20系客車を弄る2へ続く→
今日はここ迄
写真サイズを変更しました。 2018.3.26
当時はこれでも貴重品でした。
近年、金型も新しく生産され、挙句、見向きもされなくなり棚の片隅へ追いやられ忘れ去られていたが、
この度、殿様「あさかぜ」なる製品が発売されたのを機に、以前購入のあさかぜをリニューアルしました。
その余剰部品で旧金型の初期20系寝台車を今の水準に近づけると言うお話です。
前置きが長くなりましたが、カニ21とナハネ20及び、ナロネ21をほぼ同時進行で加工しましたのでご覧ください。
カニ21
最初に分解します。
ガラスパーツと屋根は再利用しますので一旦保管します。
床板を切り取り成形します。表面の再塗装は避けたいところです。傷を付けないようにします。
同様にテールサインとテールランプの穴をくり抜き成形します。 かなり雑でした・・・。
車掌室側のガラスパーツはテール部の干渉するところを切り取ります。
アクリルは割れやすいので注意が肝要です。
新たな(あさかぜ改修で余剰になった)床板を用意し、テール用のランプを電球からLEDに交換します。
使用するパーツはこれ
↓
↓
Assyパーツで台車を用意し取り付けます。
ついでに、室内灯を組み込みます。
あまり明るくなくても良いので旧製品のLEDです。 写真奥が現行製品
点灯テストです。 モールドの違いも有り、加工が雑なのでテールサインは隙間だらけです。
テールランプは雑さがありありと・・・・。 人間が雑ですから~・・。 丁寧にやれば観られるものになるでしょう・・・。
ナハネフの時は絶対に丁寧に・~・やるぞ!←本当かなあ~(´;ω;`)
点灯はOKです。
ボディを再組立てします。余剰部品からホロを取り付けます。 ずれていますがサイズの違いからこれがベストです。(奥が現行製品)
後に、サイズの合うものと交換しました。
床板を入れますが、長手方向が少し長いので切り詰めます。
床板の固定には両面テープを使用します。
加工が雑で手荒ですので、出来具合はそれなりですが、現行仕様の20系と遜色なく使えそうです。
次はナハネ20です。
手法は同様ですので、途中は割愛で・・・。
こうなりました。
斜め前から 幌も付けました。
号車番号などに色差しをします。
室内灯も付きました。 室内は塗って有りません。
最後は、ナロネ21ですが、慣れてきたので、床板の切り抜きを徐々に変えて、最初のナハネ20は1mmリーマで穴あけ~カッターナイフで繋いで外す手法でしたが、次のカニ21はピラニアンで切り取り最後のナロネ21は、デザインナイフを使い筋彫で切り抜きました。
結果、この方法が労力も少なく、ボディに傷を付けるリスクも少なく済みました。
他の工程は前述の通りですので省略して、出来上がったのがこちらです。
横から
斜め前から 幌も付けました。
室内も色を付けました。
同様に外側の色差しをして・・・。
最終的には屋根の色をGMの35番でも塗れば完成です。
KATOの古い20系客車を弄る2へ続く→
今日はここ迄
写真サイズを変更しました。 2018.3.26