新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年末に恒例のラーメン遠征旅行に行った時の話から(6回目)
(前回の続き)鹿児島県枕崎市にて海の恵みを頂いた後は食後のスイーツを頂きたい。
いったん鹿児島市内に戻りまして繁華街を歩き「かごしま黒豚 そばつゆ巧房」に行ってみます。こちらはお出汁の専門店との事で世の中にはいろんな店がありますなぁ。
名物「出汁ソフトクリーム」は鰹節とほんのり醤油で味付けされた味わい。魚介を使っていますがもちろん生臭さ等は一切なく、少しキャラメルに似た風味が感じられてバニラの甘さが一層引き立っているような美味しさあり。
一番だしをドリンクで頂けるコーナーも有ってこちら「鰹一番だし」もまた絶品。鰹節で取られた出汁との事ですが、円やかでカドのないそれでいて押し出しの強い万人にわかりやすい旨味がありますね。これだけでご飯食べられそうです。日本の出汁文化の神髄が110円で頂けるのは面白いですね。
さてそろそろ夕方17時。観光とグルメで鹿児島を満喫させて頂きましたがそろそろ次の目的地に向かいたい。雨雲を被った桜島に別れを告げて車を走らせます。
霧島市を経由して宮崎県方面に向かい宮崎市入りしたのが夜20時過ぎ。今日はここで宿泊(車中泊)と致します。ラーメン遠征旅行も5日目。最後に平らな床に横になれたのは浜松市で立ち寄ったスーパー銭湯「らくスパ浜松」以来、そろそろ布団が恋しくなってきました(笑)
それはさておき、せっかく宮崎に来たのですからラーメンを頂きたい。夜やっている店を探して今回「ラーメンマン(拉麺男)」に行ってみます。食べログ等でも人気が高いお店のようです。
朝ラーもやってる模様。朝ラーも豚骨ラーメンなのかな?480円は安いなー。明朝も食べてみたいけどまずは夜食べてみよう。
宮崎ですからやっぱり豚骨ラーメンを食べておきたいところですがメニューを見るとあっさりとんこつ、とんこつ、こってりとんこつと3種類も有って、しかも超こってり(背脂入り)まで出来るらしい。何を食べていいかわからん(笑)
宮崎県産豚骨を丁寧に下処理し大釜でコツコツ長時間強火で炊き上げたトンコツスープの王道を行くラーメンとの事でベースは野趣味あふれる豚骨ガラがクセなく丁寧に取られており油脂分もやや強め。
インパクトある動物系はさすが豚骨の本場を思わせるスープ印象ですね。
そして創業以来スープを継ぎ足した呼び戻し技法で作る全国屈指の濃厚スープはラード、背脂を使用していないそうで確かに濃厚でとろみを持たせたスープになっています。
ただ不思議と飲みやすさがあるのはその背脂を足していない点とキャベツ、ネギなど野菜がたっぷり乗せられているからかもしれないですね。辛みそがちょこっと添えられているのも飽きさせない工夫が感じられて好感です。
チャーシューは小ぶりの豚バラ肉ロールが数枚。麺は加水率中~低のストレート細麺が合わせられます。麺量が体感150~180グラム程度あって博多のように100グラム程度という替え玉前提の少なさではないですね。麺と野菜でトータル一杯の食べ応えも十分。
卓上には紅ショウガと激辛高菜などがサービスで置かれておりました。高菜入れると全く別の味になりますので最後の方に少し入れてみたりして。スープまでしっかりと完食です。旨し。
さて「ラーメンマン(拉麺男)」ですが豚骨のみならず出汁の昆布や煮干し、野菜まで宮崎県内産のものを使用されているとの事で各所にこだわりを感じさせる一杯。次また来られたら「こってりトンコツ」を食べてみよう。
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