ドラマを見終わり、やっとこさ映画!
ドラマで広げた風呂敷をすげー畳み方してた!(笑)
悪いということではないのだけど、だいぶ別物感が強い(笑)
背徳感満載のドラマとは違い、大人の思春期な映画(笑)
ドラマはね、すごくよかったんよ!
不倫を軽蔑していた上戸彩が、
ふとしたきっかけで斎藤工とのダブル不倫にめり込んでしまい、
コソコソ逢瀬を重ねるシーンや、
回を追うごとに旦那にウソをつくのがうまくなっていく過程が見応えあった。
特に9話以降のお互いの家庭がボロボロになっていく様子なんか、
せっかく作った砂のお城をベチャーンって壊す感じでゾクゾクした(笑)
でも映画は違った。
ドラマで見たような不倫感はゼロ。
偶然再会した2人が「やっぱ好きー」つって、
イチャイチャチュパチュパする純愛映画(笑)
一応、斎藤工は奥さんと別れていなかったり、
上戸彩も新天地で不倫の話をバラされて肩身狭い思いしたり、
そういう“障害”となる設定はあったんだけど、
ドラマで感じたような「いけないとわかってはいるんだけど、、、」
という背徳感がもうないんだよね。
すでに2人の不倫は公になってるし、
残るはその2人の行く末だから(笑)
脚本の井上由美子さんも「あの2人に結末を与えたかった」
となんかのインタビューで言ってたから、
そもそもこの映画にドラマと同じ期待をすること自体が間違っていたのかもしれないけど。
それで言ったらね、もうぐうの音も出ない結末だったよ(笑)
「あー、もうこれ何も言い訳できねー」って。
潔いっちゃ潔いけども。
回避できそうにも思うけど、
当事者になったらパニックになって考えられないのかね。
俺だったら逆の立場にするかなあ、あれは。
でも思ったんだけど、これ本当にみんな素直だよね。
一般的には忌み嫌われることに突っ走るんだから。
普通は踏みとどまるところをアクセルかけちゃう。
つまり、欲望に忠実すぎるんだ。
上戸彩もRPGのラスボスにしか見えなかったもん。
「何としても世界征服だー!」と意気込む魔王並みに「あの人が欲しいー!」って。
それを止める勇者にあたる人が、このドラマには不在な気もしたけど(笑)
世の中、人の道を外れている方が、純粋で素直なのかも。
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