朝から雨が降りそうだった。でも何とか持つかもと淡い期待を抱いていた。今日はのぼり祭りの日。年に一回のシャッターチャンスに挑戦する日。なんのシャッターチャンスかというと、火縄銃の演武で、撃つ瞬間を捉えるシャッターチャンス。だから晴れていて欲しい。晴れていれば白黒フィルムにオレンジフィルターを使ってコントラストを高めて撮りたい。でも曇っているとメリハリの無い写真になる。曇っているのなら、逆に炎の赤い色が出やすいだろうとカラーで撮ることに。
で、実際に出かけたら雨。曇りじゃなくて雨。一度実家に帰って昼ご飯を食べて再度出かける。到着したら設楽ヶ腹鉄砲隊が演武中だったので、三脚を立てて撮影開始。旨い具合に最前列。絞りを絞ってパンフォーカスにし、スローシャッターで宴者を振らし、背景を固定することで迫力を出そうという魂胆。火縄の炎の奇蹟も判るし、炎も広がり迫力が出るだろうと。で撮影できたのは数枚。なぜなら、頭注から見たその演武が、今日の最終演目だったから。本当は米沢の人達の3回目の演武の開始時刻が、本日の最終時刻とは...。付いていない。
でも、まぁ、5枚ほど撮影した中に、奇蹟の成功作があるかも知れない...。
ちなみに、午前中も雨が降っていたので、妻と下の娘は実家で留守番。上の娘と私が城址へ行ってきた。お土産に恒例の鯛焼きを買ってきたのだが、ちゃんと尾びれまであんこが入っていた。
今日の上の娘は私とのぼり祭りの会場まで行って、スーパーボールすくいをやった。本人としては狙っていたのが取れて満足だったもよう。昼ご飯に出されたタケノコ御飯のおかわりをし、晩御飯には蕎麦まで貰っていた。もっとも晩御飯のタケノコ御飯は残したけど(私が代わりに食べた)。今日は良い一日だったに違いない。
今日の下の娘は、のぼり祭りの会場に行けなかったが、従姉に遊んで貰って楽しそうだった。いつもは慣れるまでに時間がかかったのだが、今日は直ぐになれたようで、楽しく遊んでいた。いつもこうならいいんだけどね。