なぜ始めたのか?
いつもこの企画を行うと聞かれる質問です。
私は1年に1度~2度は、自分の体力や精神力の限界に挑むことを実施しています。
どこかちょうどいいコースはないか探していた時にパッと目にした
秩父34巡礼。
距離を調べてみるとざっくり110Km。
もしかしたら1泊2日でぎりぎり行けるかもしれないと考え、構想を練り、決行したのが2年前の雪が残る日でした。
不安に恐怖から、アイゼンなどの冬山用の装備を持って出発。その途中に立ち寄ったお寺の尼さんから
「こうして来てくれる方が私たちにとって仏様だ。」
(2年前のブログ)と言われ、皆さんで来てみたいなのはウエルカムだったので企画を組んで実施。
お陰様で第2回も開催できました。
1回参加すればいいんじゃないのと思う方もいるかもしれないけど、
これは毎回感じることも体験することもまるで違ってくるから不思議です。
スタート地点の和銅黒谷駅に各自が始発からやってきて、到着次第地図を渡され、注意事項を聞かされ
ウエーブスタート。みんな意気揚々と笑顔で進みだす。
この先に潜む数々の困難などいざ知らず・・・
まずは地図。通常は地図は正確に描かれているが、秩父34巡礼でもらう地図は大雑把で迷うように出来ているから
素晴らしい!!
地図だけ見ていると正直分からない。地図をヒントにしつつ、時々出てくる標識、古き道しるべ、地元の方々のアドバイス、空からの声などを
便りに進む必要がある。
参加した方々は口々に言う。「この巡礼は私の生き方そのものだ。」と。
初日は1番から29番までの間で、時間が許す限り巡る。夜は宿の近くで皆でご飯。年齢も、性別も職業もまるで違うのに、
同じ巡礼道を共有した不思議な連帯感。地元秩父のお酒で少しだけ乾杯して、早々と寝床に入る。
翌朝5時30分に出発。昨日の単独行とは違って、私がガイドで進んでいく。「人はヒトリデハ生きていくのが難しい・・・」
というのを昨日で痛感しているので、仲間がいること、先導がいることが有り難い様子。
チェックポイントで自分の限界を迎えつつある戦士が一人、また一人と残りの仲間に想いを託して、巡礼道を去る。
笑顔の裏に隠された悔しさを飲み込んで。
32番を過ぎたあたりから不思議なことが起き始める。
空から聞こえてくる「急げ急げ」
みんなを鼓舞して進むと、離脱する方が乗るバスが30秒ほどして来る(通常1時間~2時間に1本)。
33番を超え暗くなり始めた頃に山に入ると聞こえてくる「拾って拾って」と下を見ると
杖によく似た木の枝が落ちていて、参加者の助けになる。
太陽が沈み、真っ暗闇で気温がぐっと下がったはずなのに、なぜか不思議とどんどん暖かくなる。
「気」が身体に充満して、手から放出している。そして、何かで包まれているような心地いい状態へ。
安全にゆっくりゆっくりと注意して山越えを果たして34番で御礼の祈願。
「無事ついて良かったね。見守りは終わるね。また来てね」そんな声がした瞬間からふと急に寒くなる。
この感覚は私だけかなと思っていたら、同じようなことを参加者の数名が言っていた。
世の中には不思議なことがあるもんだ。
ということで無事に第2回秩父34巡礼ウルトラマラニック終了。
34のお寺さん、
道に迷うと助けてくれ、気軽に挨拶してくれる地元の皆さん、
秩父の自然さん、道路さん、動物さん、
道中見守ってくれた方々
本当にありがとうございました!!
第2回秩父34巡礼ウルトラマラニック完
参加者 男性6名(平均年齢50歳)女性6名(平均年齢56歳) 計12名
初日1番~29番 達成者 2名
二日目 30番~34番 達成者 7名
総合達成者 1名
いつもこの企画を行うと聞かれる質問です。
私は1年に1度~2度は、自分の体力や精神力の限界に挑むことを実施しています。
どこかちょうどいいコースはないか探していた時にパッと目にした
秩父34巡礼。
距離を調べてみるとざっくり110Km。
もしかしたら1泊2日でぎりぎり行けるかもしれないと考え、構想を練り、決行したのが2年前の雪が残る日でした。
不安に恐怖から、アイゼンなどの冬山用の装備を持って出発。その途中に立ち寄ったお寺の尼さんから
「こうして来てくれる方が私たちにとって仏様だ。」
(2年前のブログ)と言われ、皆さんで来てみたいなのはウエルカムだったので企画を組んで実施。
お陰様で第2回も開催できました。
1回参加すればいいんじゃないのと思う方もいるかもしれないけど、
これは毎回感じることも体験することもまるで違ってくるから不思議です。
スタート地点の和銅黒谷駅に各自が始発からやってきて、到着次第地図を渡され、注意事項を聞かされ
ウエーブスタート。みんな意気揚々と笑顔で進みだす。
この先に潜む数々の困難などいざ知らず・・・
まずは地図。通常は地図は正確に描かれているが、秩父34巡礼でもらう地図は大雑把で迷うように出来ているから
素晴らしい!!
地図だけ見ていると正直分からない。地図をヒントにしつつ、時々出てくる標識、古き道しるべ、地元の方々のアドバイス、空からの声などを
便りに進む必要がある。
参加した方々は口々に言う。「この巡礼は私の生き方そのものだ。」と。
初日は1番から29番までの間で、時間が許す限り巡る。夜は宿の近くで皆でご飯。年齢も、性別も職業もまるで違うのに、
同じ巡礼道を共有した不思議な連帯感。地元秩父のお酒で少しだけ乾杯して、早々と寝床に入る。
翌朝5時30分に出発。昨日の単独行とは違って、私がガイドで進んでいく。「人はヒトリデハ生きていくのが難しい・・・」
というのを昨日で痛感しているので、仲間がいること、先導がいることが有り難い様子。
チェックポイントで自分の限界を迎えつつある戦士が一人、また一人と残りの仲間に想いを託して、巡礼道を去る。
笑顔の裏に隠された悔しさを飲み込んで。
32番を過ぎたあたりから不思議なことが起き始める。
空から聞こえてくる「急げ急げ」
みんなを鼓舞して進むと、離脱する方が乗るバスが30秒ほどして来る(通常1時間~2時間に1本)。
33番を超え暗くなり始めた頃に山に入ると聞こえてくる「拾って拾って」と下を見ると
杖によく似た木の枝が落ちていて、参加者の助けになる。
太陽が沈み、真っ暗闇で気温がぐっと下がったはずなのに、なぜか不思議とどんどん暖かくなる。
「気」が身体に充満して、手から放出している。そして、何かで包まれているような心地いい状態へ。
安全にゆっくりゆっくりと注意して山越えを果たして34番で御礼の祈願。
「無事ついて良かったね。見守りは終わるね。また来てね」そんな声がした瞬間からふと急に寒くなる。
この感覚は私だけかなと思っていたら、同じようなことを参加者の数名が言っていた。
世の中には不思議なことがあるもんだ。
ということで無事に第2回秩父34巡礼ウルトラマラニック終了。
34のお寺さん、
道に迷うと助けてくれ、気軽に挨拶してくれる地元の皆さん、
秩父の自然さん、道路さん、動物さん、
道中見守ってくれた方々
本当にありがとうございました!!
第2回秩父34巡礼ウルトラマラニック完
参加者 男性6名(平均年齢50歳)女性6名(平均年齢56歳) 計12名
初日1番~29番 達成者 2名
二日目 30番~34番 達成者 7名
総合達成者 1名