静岡市井川地区内の往来や井川と静岡市街を結んでいるのが、静岡市が運行する井川自主運行バスです。静岡市のHPには、定員9人、地元民優先だの予約不可だの、乗車をためらうことが書いてあります。
先日赤石岳から下山して、白樺荘から井川自主運行バスに乗ろうとしました。運転手が、登山者は静鉄の登山バスに乗ってと言うのです。こっちは地元民のために運行しているので、いっぱいになったら途中で下りてもらうともΣ(・□・;)
私がこれに乗るのが初めてとか2回目だったら、脅しに(笑)屈していたでしょう。過去10回近く乗りましたが、ほぼ半分は私や同行者だけでした。残り半分は地元民や旅行者が乗ってましたが、全部で5人乗っていたことはなかったと記憶しています。
私が1人ではなく6人で乗ろうとしているなら、あるいは当日、地元民の乗車が増えそうな特別の事情・イベントがあるなら、運転手が言うことはもっともかもしれません。案の定、井川地区内では誰も乗ってきません。ところが……
井川地区最後のバス停・井川駅前で、何と4人乗ってきました。驚きました、私史上最多です。でも地元民じゃない。井川の住民は500人くらいのよう。500人のうち何人が路線バスを利用するかと考えると、定員9人は十分なキャパシティのように感じます。
運転手は悔しいのか、静岡市街への乗り換え場所である横沢で路線バスを待っている旅行者4人に「あなた方は運が良い。今日は地元民がいなかったので皆さんを乗せられた」と恩着せがましく言ってました(さすがに私には言いに来ませんでした、笑)
ところで、横沢発静岡駅行の路線バスは、市街地に入るまで40分間、4人と私だけでした。沿線の住民は、井川の10倍以上いるでしょう。冷静に考えるとこちらのほうが深刻かもしれません。
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