夜、2階から下りてきたら、子供たちがテレビを観ていた。
そんなに食い入るように何を見ているのか…と画面に目をやると、
な、なんと国会中継?
ええええええっ~~~~~
お笑い番組とゲームにしか興味がないこの子達が、国会中継?
政治に関心を持つなんて、
子供だ子供だと思っていたけれど、いつの間にか成長したんだなぁ…
感激にむせびつつ、この瞬間を共有しようと、並んで座る。
…だけど、なんか、変。
政治家にしては、若くてハンサムすぎる男が熱弁を振るっている。
これって、国会中継………じゃ、ない!
映画SP・革命編で、テロリストが議場を占拠して演説する場面だ!
はい、はい、はい、子供に過剰な期待はするなってことですね。
ひでこ先生も仰ってたなぁ。
期待は最大の執着だ・・・って。
いいよ、いいよ、国会に興味なんてなくても。
高校生にもなって、新聞はテレビ欄しか読まず、
テスト前、受験前に、のん気にSPを観ていても、
脱ぎっ放し、置きっ放し、出しっ放し、点けっ放しが習性と化していても、
たった30分しか着ていないシャツを平気で洗濯に出しても、
ダンシャリアンの私への当てつけの如く、物欲に目がくらんでいても、
そのくせ買ったモノを大切に扱わず、ぽんと放ってあっても、
この母の愛情で、なんとか心を入れ替え、生まれ変わらせてやろうと思ってはいけない。
そういう躾は、幼い時にするべきだった。
ここまで大きくなった子供に、親があれこれ言うと反発を招くだけ。
高校生は不完全ではあるが、もうほとんど大人。
人を動かすことは、山を動かすことより難しい。
自分で変わりたい!…と思わない限り、きっと無理なのだ。
いちいち散らかさないでほしい…という私の希望は、やんわり伝えている。
しつこくならないようサジ加減を考えながら。
強制はできない。
無理強いはできない。
命令はできない。
我が子といえど、独立した人格だ。
相手を尊重しつつ、気持ちは伝える。
どう反応するかは、相手の自由だ。
私がダンシャリアンになる前に比べたら、格段に片づいている我が家。
掃く・拭く・磨くの掃除部分も、頻度はずっと高い。
(ルンバちゃんの功績も無視できないが)
その状態をどう感じているのだろうか。
雑然としていない、すっきり感がある、
なんかイライラしない、気持ちが落ち着く、
こっちの方が好き…と感じてくれる日がいつか来るとといいのだけれど。
あ…、食卓横の引き出しが、また開いたままになってる。
これは…子供たちではなく、もう50を超えた夫の仕業。
期待するまでもない。
こっちの躾は…、絶対無理!
住まいの断捨離を進めると、心の中も片づいて、
やがては他者への期待も手放せるようになるそうです。
(…私はまだなので、断言はできませんが)
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受けました~♪
堤さんみたいな政治家がいるなら、私も国会中継見るかもなぁ(笑)
期待を手放す方法・・確かに断捨離で学ばせていただきました!そして、全ての他に対する執着が、実は自分自身に対する縛りであるということを改めて思います。
国会中継を見ていたら、元気を吸い取られる。何か、ことを解決していこうとする姿勢より、相手のアラを探そうという姿勢に。。。
この3月まで、子どもの受験が一大事だった我が家ですが、その時期も終わりました。
東京に行ったムスメは青春を謳歌しているようですが、親の方は、まだまだ寂しさでいっぱいです。
子育ての時期は、短いんだ~というのが、今の実感です。
政治家が堤さんみたいなイケメン揃いだったら、韓流にはまっている人たちも、こぞって国会中継を見るでしょうに。
そしたら、国家運営に対する国民の(女性だけ?)意識も変わって、日本はもっと成熟した大人な国になるかも!
そうか、全てはルックスにかかっていたのか…なんてね。
他への執着は、自分自身への縛り、確かにそのとおりですね。
執着を手放すと、人はもっと自由になれるはず。
…でもこれが難しいんですよね。
>りん♪さん、期待といっても様々あり、必要な期待もあると思います。
相手を励ますような、相手のやる気につながるような、そんな期待ならウェルカムですが、
自分の思い通りになれという願望が根底にある期待は、相手にとって余計なお世話で重いだけ。
自分軸をしっかり持って、執着につながる期待は断捨離したいものですね。
>otayoriさん、確かに国会中継とSP、どっちを観るって言われたら、SPを選んじゃいますね。
子育ての時期は短いんだ~~と、来年の今頃は私も思っているのでしょうか。
執着だらけの期待は手放しました。
今はただ、たった一度のあなたの人生だから、大事にして、そして頑張って!…という思いで受験生の息子を見守っています。