日本を代表するハウスメーカーの新しいCMを見てぶっ飛んだ
『また着るかもしれない服、
また読むかもしれない本、
また弾くかもしれない楽器を、
妻はガラクタと呼ぶ。
1.5倍広い家で大収納、
捨てずにすむ人生がいい。』
喧嘩売ってんのか~~~~!
…とまでは思わないけれど、
このCM、明らかに、いや絶対、断捨離を意識してないか?
15秒ほどの短いCMなのに、
“ガラクタ”とか“捨てる”とか、挑戦的な言葉が散りばめられている。
確かに蔵のような大収納スペースを擁する家を売ろうとする時、
日本中でブームの断捨離は、目の上のたんこぶ的存在だろう。
今やみんなが知っている断捨離を逆手にとって、
ギャフンと言わせてやろうという趣旨なのか・・・。
だけど家って、究極のお買い物
多くの人にとって一生に一度、
何十年もローンを組んで購入する超高額商品だ。
そんなに多額の資金を費やすのに、
そこにガラクタを保管するのって…、どうよ?
もう着ない、読まない、弾かないモノたち、
かつては仲良しだったけれど、今は縁が切れたモノたち、
今・ここ・自分の軸からずれてしまったモノたち。
そんなモノたちを、ただ捨てずに取っておくためだけに、
何百万円もかけることに、矛盾を感じないのだろうか。
(家全体だと何千万…)
いやいや、人の価値観は千差万別。
何百万円かけても、ガラクタを未来永劫、取っておきたい人もいるだろう。
その人が、それでごきげんなら、それでいい。
赤の他人の私が口出しすることじゃない。
…でも、私は嫌だな。
ガラクタに囲まれて、生きていくのは嫌。
住まいも心の中も、シンプルにすっきりと暮らしたい。
な、なんと上記のCMには、別バージョンがあった。
『この家は震度6強の地震にも耐えられます。
…と言われても、
私が揺れに耐えられるジシンがない。
ブレない人生がいい。』
ブレないって、それは断捨離用語で軸のこと。
重要軸は自分、時間軸は今。
絶対、絶対、意識してるよね、このCM
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