4/19足和田山登山。
ここ最近山梨百名山を登るにあたり、一日一座では果てしないので
出来る限り欲張って一日二座を計画しているが、そうなると時間との闘いになり、
登山口までの移動が問題となってくる。
そこでベランダで雨ざらしになっていたMTB自転車の登場。
古くなったタイヤやチューブを取り換え、
乗り回せるようにメンテナンスをし、車に積んで出動だ!
車を道の駅なるさわに停め、自転車で大田和の登山口へ向かう。
自転車で僅か10分度ほど。これで30~40分は短縮出来ているはずだ。
AM9:00ゲートを開けて出発。
天気は良好。しかしまた今回も誰もいない予感~。
登山道は静かだ・・。
登山口は整備されており歩きやすい。
登り始めて約40分ほどで稜線に出る。
稜線からは河口湖が見下ろせる。
広い河口湖が見渡せるのは見事だ。
登山口から約1時間で足和田山(五湖台)に到着。
山頂は広く見晴らし台も建てられているが、やはり誰もいない。
ここでは、行動食をつまんで三湖台へ進む。
本来休日ともなれば、ハイカーで賑わうのであろうところである。
東海道自然歩道になっており、とても歩きやすい場所。高原でも歩いているかのよう。
新緑や紅葉の季節に改めて歩いてみたいと思える。
足和田山頂から約1時間で三湖台に到着。
富士山も綺麗で、尚且つここは360度見渡せる絶景である。
標高としては1200mそこそこではあるが、周りに遮るものがなく
足和田山よりも見晴らしが良い。
西湖を見下ろし、先日に登頂した王岳。
そして周囲一帯には青木ヶ原の大樹海に圧倒される。
今後登っていく予定の節刀ヶ岳、十二ヶ岳(ちょっと切れちゃってるけど・・。)
をバックに自然の凄さを実感し、立ち尽くす。
富士五湖一帯はカルデラ地形なのだと改めて思う。
三湖台でゆっくり昼食を含め1時間ほど休憩してから
道の駅なるさわに下山するため、少し戻って、魔王神社への分岐を下っていく。
しかしここはホントに登山道なのか?と思わせる道だった・・。
ここは山と高原の地図では登山道になっているのだが、実際は破線ルートではないかと思わせる道である。
落ち葉で道が消えているだけなのだろうか?
ピンクリボンも最初の2か所位あっただけで、あとはほとんどなかった。
でもこの道を歩いてこれたのは、富士山が南側真正面にそびえ立ち、
その手前に道の駅が明確に見て取れたこと、また分岐地点が真北であったこと、
そして何より、車の往来の音が聞こえていたこと。
これが安心出来て下山できた。
もしまったく目標物もなく、山奥で静かな山道だったら決して通らなかっただろう。
魔王神社分岐から道なき道を歩いて約30分。
なんとか鹿除けの魔王神社裏側登山道入り口に到着。
鹿ゲートを抜けると参拝していた老夫婦が、下山してきた俺をみて、
まぁビックリした顔してたね。
地元の方だったようで、そこでご夫婦二人と暫く立ち話をした。
やっぱりここを下りてきたことに驚いたみたい。
あまり人は立ち入らないみたい。
話によると、この登山道を歩き易くするように役所が整備する方針で
最近決まったんだって。
そんな道を歩いてきたんだね。
そんな魔王天神社から徒歩で10分ほどで、
道の駅なるさわに到着。
早速車で大田和の登山口まで自転車を回収しにいく。
足和田山登山
総行程約4時間。
山梨百名山29座目
この日はこの後もう一座に登るため、
奥河口湖方面へ移動する。
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