with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第28話《こんな時ってどうするの?》

2023年01月23日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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今夜のビールはホテルの窓の外へ置いて・・・こうしておくと夜、冷えたビールが飲めるからね。

今回のホテルの部屋に冷蔵庫はないし、ビールとかジュースとか買って置いたら

保存場所にいいですよ。冬場だけだけど・・・(落ちないところにね)



昼食をいただきながら、クレジット会社から送られてきたカード番号の控えを用意。

これも旅行の時の大切な持ち物。

財布の中を整理して、昨日使ったアルバートドックのお店のレシートも用意。

「これかも・・・」14時30分頃で£14と書かれてるレシート。

これから電話をする場所は日本だし、安心して携帯電話で電話しましょ。

日本を出る時、必要かもしれない場所や連絡をとる必要のある電話番号を登録してあります。

こうしておいたら電話すればいいだけで〜す

ということは・・・「携帯電話だけは絶対に失くせない」ですねえ。

「携帯電話の紛失には気をつけましょうね



もちろん24時間対応だから、時差も大丈夫。

掛けてみるとちょっと困ったことが

クレジット会社の方ったら、親切にコレクトコールの番号を教えてくれるんです。

でも、コレクトコールって携帯電話からは掛けられないんです。(当時は)

「ホテルで電話を借りてください」だって

「無理 無理 無理で〜す

上手く借りられなかったらまた余計な時間が掛かっちゃう。

今日は試合がある日だから、のんびりしてられないんですよ。

それにせっかく通じた電話だもの。

「正直な気持ち、切りたくないで〜す

「国際通話料 心配しないで こちらで払いますから、このままでお願〜い



と言う訳で、私の掛けた電話のままでクレジット会社の方に事情を説明させていただきました。

参考までに帰国後の私の電話料金。

友人に送った写メールや友人との通話料金も含めて、いつもの月より4,000円程多かっただけでした〜。

正直、請求書が届くまでドキドキしてました。これくらいでホント! 助かった



それにしても、電話した時にはすでにクレジット会社に昨日の午後の買い物の情報が届いているんだ〜。

さすが、翌日には届いちゃっているんですかあ。

このことにも驚かされます

「一致しました

私が最後に買い物したレシートとクレジット会社に届いてる記録。

「良かった

誰かに使われてしまった形跡はないみたいです。

それに、その記録を最後にクレジットを使用不可にする手続きも終了。

あとは使われてもカードには盗難保険が付いてるから大丈夫。

「あ〜、ひとまずこれで安心だあ



でも、実はしなければならないことがもうひとつ。

これが不安出来るかなあ。

それは、「紛失証明書」の発行のお願い。

警察署に行って証明書を発行してもらわないといけないんですよ。

「しなきゃいけないんだろうなあ」ってことは知ってはいたんですけど・・・

クレジット会社の方に甘えてみました〜。

「私、英語ダメなんです

「あ〜ん」やっぱり甘えてもダメ。



一難去ってまた一難

「そうだ

去年のオーストリア旅行での、ウィーン警察のことを思い出そう。

 

 

 

 

続く

 


第27話《非常事態です!!!》

2023年01月23日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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オフィシャルショップを出て、「落ち着いて、落ち着くんだよ」って自分に言い聞かせながら歩く私。

頭の中はパニックになりそう。

私の心の会話を聞いてください

「どうして試合当日にこんなこと〜

「大丈夫 試合は夜なんだから・・・」

「どこかでスリにあったのかなあ〜」

「でも、現金も免許証も他のカードもあるんだよねえ

「じゃあ、どこかに入れ忘れ

「それとも、どこかに置き忘れ

「いつからカードが無いんだろう・・・」

「最後にカードで買い物したのっていつ

「今朝はまだお散歩しかしてないし、もしかして昨日のアルバートドック…

「あの栓抜きを買ったお店だ

「ほら、クッキーと黒蜜きなこチョコを交換した時・・・」

「あっ 暗証番号を入力してカードを抜き忘れたかも

「あれって日本だったらお店の店員さんが抜いて返してくれるよね。

イギリスでは自分で抜かなければならないから戸惑ったよ



「アルバートドックのあのお店に行ってみようか


「でも、行っってみても、昨日のおじさんがレジにいるか分からないよ〜

「そうだよね。別の人だったら説明出来ないよね。私の英語力じゃ

「それより、カードの使用をストップしなきゃ

「そうだ それがまず最初



「ホテルに帰ろう

「今夜は試合だよ。その前にしておくことは

「もしかしたら紛失の手続きとかで、アンフィールドに行く時間がギリギリになっちゃうかもしれないよ

「だったら、いつものM&Sで試合を観戦後のビールを買って帰ろう

「そうだね 」

「きっと無事にチャンピオンズリーグを観戦出来るよ

「うん、ホテルに戻ったら美味しいビールで乾杯出来るはずだよね

「決まってるよ 今夜の試合のためのリヴァプール旅行なんだから〜。」

「そうだ観戦出来ないなんて絶対ありえな〜い

 

 

 

 

続く

 


第26話《いよいよ今日は「試合」》

2023年01月22日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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お待たせしました

やっと試合当日の朝です。今朝もカモメが鳴いてます。

外は青空とはいかなくても穏やかな日です。ホント 恵まれてるなあ。

またまた、神様、ありがとう

 

今朝はスカウスハウスさんにお願いしてあったチャンピオンズリーグのティケットを現地の方に届けていただく日なんです。

ホテルのロビーで待ち合わせは9時30分。

ロビーに降りて行くとお待たせしていました。

初めて拝見するチャンピオンズリーグのティケット

ティケットを手にして「これで今夜、夢が叶う

ここまでの旅のすべてはこの試合を観戦するためだったよね〜

改めて今ここにいる理由や、

今日までのちょっぴり危なっかしい一人旅の日々を振り返っちゃう。

まだ観戦前なのに、ちょっぴり胸が熱くなってきてしまいました

 

ティケットを届けてくれた方はとても明るくて優しい女性で、暫しの楽しい会話。

彼女の「何か困ったら遠慮しないで連絡してくださいね」って残してくださった言葉が、

まさか自分のなかで蘇り、繰り返されるなんて

この時はまだ知らない幸せ一杯な私でした〜。

 

試合は夜19時45分のキックオフ。

それまで、今日は大聖堂の方に行ってみようかな。

地図を見ながらまだ歩いたことのない方に行ってみます。

 

落ち着いた街並みを地図を頼りに歩き続けて20分位かな。

ラジオシティタワーのある辺りとは全く異なった静かな町並み。

リヴァプール大聖堂に向かっていたつもりなのに目の前にはチャイニーズアーチ。

いつのまにかちょっぴり道を逸れちゃったかなあ

町並みが途切れちゃってる。

 

もう一度地図を確認して、軌道修正です。

こんどはきれいな住宅が並んでる通り。

その住宅のはずれまで来ると見えてきた〜

おおー 大きな大聖堂

写真で見たのと同じだ。



ちょっと遠かったけれど来て良かった

ちょうど1年前にウィーンで大聖堂を見学したけど、ヨーロッパの大聖堂と言ってもこんなに違うんですねえ。

木々の中に落ち着いて温かみのある建造物。

今日は外観だけだけど、きっと次回はゆっくり訪ねて来るからね。

今回の観光はうわべだけの観光になっちゃっててごめんね。

 


次はメトロポリタン大聖堂に向かってみよ〜。

道を進むと真正面に銀色のちょっぴりユニークな建物。

メトロポリタン大聖堂ってすぐにわかりました

「あっ、こんにちは〜

アンフィールドに向かうバスで出会った学生さん達です。

ここも外せない観光スポットだもの。

やっぱり回る場所は同じですよね。

 

そろそろシティセンターの方に戻りましょ。大切な場所がまだでした。

 

マシューストリートとキャラガー選手のカフェに行かなきゃ。

本当はインフォメーションセンターのすぐ近くだったのに今朝まで知らなかったんですよ。

今朝、ティケットを受け取った時、教えていただきました。

「な〜んだ〜、こんなに近かったんだ

リヴァプールだよ ビートルズだよ マシューストリートは外せな

 

インフォメーションセンターの前の通りを入るとキャラガー選手の「カフェスポーツイングランド」。

本当にすぐ近くだ。きれいなお店で液晶テレビが壁に一杯

窓には23番のポロシャツを着たマネキンさん。

スカウスハウスさんにお願いしてるアテンドの方と明日はここで食事の予定だ。

「何だか楽しみ〜

今日はお店の写真撮影だけでガマン、ガマン・・・

 

そして曲がるとマシューストリート。ビートルズだ〜

私は子供の頃、日本人がカバーしてた曲を聞いたのが初めてだったけど、

リヴァプールFCに興味がなかった頃はリヴァプールと言えば

「ビートルズ」だったよね。

ビートルズショップ・・・

キャヴァーンクラブもすぐに見っけ

通りはアトレチコのサポーターもいるいる。

当たり前かあ みんな、スペインからやってきたんだもの。

アトレティコのサポーターだって「この通り」は見ておきたいよね。

 

お腹も空いてきたしそろそろ戻ることにしよう。

ホテルの方へ歩けばどうしてもオフィシャルショップの前を通らなきゃ 

寄らないなんて無理です

またまた、オフィシャルショップ。またまたお買い物。

レジに並んで、お財布からクレジットカード。慣れたもんですねえ。

 

「ない

お財布にしまってあったクレジットカードが

別の場所かも・・・こっちもない

「どうしよう・・・もうすぐ私の支払の番だ

冷静な顔してなきゃ、変に思われちゃったらまずい!

別のカードでこの場を凌ごう。

「落ち着こう、落ち着こう、落ち着こう・・・何処で失くしたんだろう。。。」

 

 

 

 

続く

 


第25話《腰痛の原因はあの日だった!》

2023年01月22日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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それにしても腰が辛い

夜、ベッドの上で枕を使って腰を伸ばしたりしてストレッチ。

普段は長距離を歩くのって平気なんだけどなあ。

ギックリ腰とかの経験だってないし〜。

ストレッチしながらひたすら考える私。どうしちゃったんだろう・・・

まだ、リヴァプールの試合を観戦してないし、

ちょっぴり心配になってきちゃいました。



「そうだよ ロンドンからリヴァプールへの移動の日に違いないです」

ヒラメキました

アールズコート駅でディストリクトラインに乗車。

空港から到着の時はピカデリーラインだったからリフトがあって改札まで直行だったけれど、

ディストリクトラインは浅いから階段だった。

もちろんスーツケースを持っての移動です。

そして、ヴィクトリアステーション下車。

外に出る時も階段。


エレベーターはあったかも・・・

だけど出口がいくつもあって迷ったくらいだから気がつかず・・・



それから、コーチに乗車の時です。そう、自分でスーツケースをバスに積むのです。

しかも自分の胸の高さくらいです。だから積むのは苦労したなあ。

リヴァプール到着

バスからスーツケースを降ろすのももちろん自力でです。

これだよね

そう言えば、ロンドン到着初日に食事した友人の話。

彼女には、当日ベビーシッターに預けてる小さな女の子がいる。

「ロンドンの街にはほとんど買い物には来ない」って言ってた。

理由

「地下鉄の駅は階段しかないところが多いし、デパートも・・・

『ロンドン三越』でもエレベーターがないよ

この会話の時は自分に降りかかるなんて思わなかった。

ベビーカーで買い物する彼女の話だったんだもの



古い建物が並ぶ街並みが美しいヨーロッパ。

だからこそ歴史を感じられるのがヨーロッパの旅なんだもの。

設備を求めすぎたらいけないですよね。

だから今は明日のために、今夜はストレッチ、ストレッチ・・・旅はまだ続きます

 

 

 

 

続く

 


第24話《今日はお散歩日和だから》

2023年01月21日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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ライムストリート駅に戻って、構内のショップで今日の昼食は「パイ」で〜す。

「美味しそう」って思いながら横眼で見てた念願のパイ。

みんな美味しそうで迷ってしまったけれど、

ソーセージのパイとフライドポテトにしました。

これからホテルでゆっくり昼食にしま〜す。



さっき撮影したアンフィールドの写真を友人たちにメールで送ったり、

買い物したグッズを並べて眺めたり、少しベッドで体を楽にさせたり。

こうして休憩したり、

お土産を部屋に置いて、またお出かけ出来るって楽チンですよね



午後からはアルバートドックに行ってみることにしました。

だって、空は青空、風もなくて穏やかで温かい日。

港の方へお出かけするには、嬉しいお天気です。

そして気になるのが鳥たちの鳴き声。

「カモメなんでしょうか?

「カモメってことにしちゃいます

朝もカモメの鳴き声で目覚めて、やっぱり港町って思いださせてくれちゃう。



慣れてきた地図を片手にアルバートドック方面にぶらぶら。

15〜20分ほど歩いていると港らしい風景が見えてきました〜

「マージー川

広い通りを横断すると黄色いおかしな船

「イエローダックマリン号


そして煉瓦の倉庫群・・・



まずはマージー川へ行こう。



穏やかでお散歩日和。

ベンチで川を眺めてる人たち、散歩してる人たち。

遠くに見える船や鳴きながら戯れてるカモメ。

こんな風景の中に立っていると「あ〜あ なんて幸せなんだろうなんて、

教会に行かない私でも神様に感謝しちゃいます



暫くボーッと景色を楽しんで、そしてアルバートドックへ。

とても静か・・・ゆっくりお店を覗いて行こう。



あるある リヴァプールFC関連商品。

オフィシャルショップでは無かった楽しいグッズについつい笑っちゃいます。



イングランドの旅も慣れてきてちょっぴり余裕

「余裕」が出来る頃ってちょっと注意が必要ですね。

「みなさん、気をつけましょうね。慣れてきた頃は

あ〜あ、私は後で反省することに・・・



リヴァプールFCグッズの並んでるお店の中を覗くと、

ジェラードとトーレスの背番号の栓抜きを見つけました

私、栓抜き見て思いついちゃったんです

実は夜のビール。

缶ビールだと1缶ずつ買える銘柄は一種類くらいしかないんです。

普通は6缶ずつのセット販売。

だから毎晩、同じビールでした。

瓶ビールだといろいろなビールが一本ずつ買えるんですよね。

「せっかくだから、見たことのないビールも試してみたいな〜って思ってたから、栓抜きを見つけた時

「これってホテルで使えるってヒラメキました。

ジェラードとトーレスどちらかって選べなくて結局、両方共ゲット



ちょっぴり余裕の私はレジでカード決済しながら、

首に巻いたマッチマフラーをおじさんに自慢げに見せて、

「明日、試合の観戦に行くの〜」なんて話しかけてみました。進歩です

おじさんも、そんな私に食べていたクッキーを「どう」って分けてくれて、

「きゃ ありがとう」って、

私もお返しに日本からのお土産の「黒蜜きなこチョコ」をおじさんにプレゼン

「バ〜イ」ってお店を後に心はウキウキ

コミュニケーションをとれるって、ちょっぴり嬉しい



さあ、あまり遅くなるとイングランドの陽が暮れるのは早いし、そろそろ、シティセンターの方へ戻ることにしましょ。

でも、同じ道じゃつまらないよね。

地図の見方も理解出来てきてるし、別の道を戻ってみよう

こういうのってお散歩のとき楽しいよね。



帰りに「セント・ジョンズ・マーケット」で今夜の夕食購入。

今日はラムのカレー

久々のお米だ〜。

「少なくして」ってお願いしてみたはずだけど、伝わってなかったのかなあ。

やっぱり量の多さにはげんなり

 

 

 

 

続く