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ウィーン警察で必要だったことって何だったっけ
「あっそうだ」旅行のための英会話の本を確認してみよう
必ず、「すられた」「失くした」「忘れた」って場合の会話があるはず。
メモメモ
伝えることは・・・「失くした」ロストだよね。
「証明書がほしい」って言わなくちゃ。
「これだ アクシデントレポート」
「クレジットカード番号」「失くした場所」「日時」
「あっ、そうだ」
アルバートドックで栓抜きを買った時のレシートを持って行こう。
最後に使ったって言えば「場所」と「日時」は解決
私の名前、TEL、アドレス、パスポート番号もメモメモ・・・
連絡用にここのホテルの住所やTELも必要だね。
次々メモメモ
書き忘れは絶対ダメだよ
「完成」
これで英会話が出来なくても伝わるよね。あら、まだ15時前だよ。余裕じゃん
「あっ、警察署って何処だろう、、、」
ホテルのフロントに聞こうかなあ、、、でも、説明は聞き取れないし・・・
「そうだ」スカウスハウスさんのホームページにあった
トラヴェルガイドのインフォメーションに確か警察署の場所や住所があったはず
あのページって印刷してきたよね。
ほらっ こんな準備も役にたっちゃってる
「あった〜」コーチステーションの近くなんだあ。
でも、どうやって行こう。
シティセンター辺りの地図からは、はみ出ちゃってるから場所が分からないよ〜
「そうだ」ホテルの前にはタクシーが待機してるんだ
「タクシーかあ。。。」
「まだ乗ったことないなあ。。。」
ガイドブックには、「まず窓から行き先を告げて「OK」なら乗車する」って書いてあったよ。
「やるしかないかあ・・・」
行き先のミスも許されない!
時間のロスなんて絶対ダメ
「よし」
警察署の住所が書かれた印刷物を持って、メモももちろんバッグに入れて、
このままアンフィールドに直行出来るようにしとこう
観戦ように着替えて、マッチマフラーも巻いて、チケットも忘れないように
「さあ、準備は出来た」
なんだか、警察署に行くのに自信が出てきちゃった私
この勢いで出発
まず、タクシー
窓を「コンコン」って叩くと開けてくれるんだよね。
ドライバーさんに印刷された警察署の名前と住所を見せて、「ここへ行きたい」って言ってみる。
これなら発音を間違えられるミスはないはず。
そして初めてのイギリスのタクシー。
何だかとっても広い車内にドキドキ
補助席が隠れてるなんて知らなかったしね。
警察署は近かったよ すぐに到着。£5位だったかな。
チップにもう£1。
日本人にはチップの計算って面倒だよね。慣れてないもの。
だから£1コインを他の場所に分けてあるんだ。
いつでもすぐに渡せるようにね。
こうして用意してあると、気も楽ですよ〜
さあ、警察署だ。緊張の一瞬。中に入るとまたドア。
いきなり入れないように簡単なカギ
奥に座ってた人が入り方を手振りで教えてくれてる。
扉が開いた・・・
目の前のカウンターに制服を着たきれいな女性のお巡りさん。
カウンターに進んで、お巡りさんにメモを見せる。
「クレジットカードを失くした」「アクシデントレポートが欲しい」って言ってみる。
そして忘れちゃダメだよ 「英語が苦手です」って言わないと・・・
お巡りさんはうなずいて、私のメモを見てる。
そこで、次にクレジットカードを使って買い物した最後のレシートも見せる。
ニコニコと頷きながら、すぐに用紙を取り出して記入を始めてくれました_
「フーッ うまくいったみたい」
すらすらと私のメモやレシートを見ながら記入してくれてる。
途中、英語で質問をしてくることもない。
私のメモで足りたみたいだ〜。
やっぱりウィーンでの経験が生きてたね。
15分程で無事に証明書を手渡されたよ。
用紙をみると「LOST PROPERTY」って書いてある。
「Merseyside Police」だって
「マージーサイド・ポリス」って書かれてるのみたら何だかとっても嬉しくなっちゃいました。
「すごーく素敵な思い出とお土産が出来ちゃった」って感じ
実は、カードが不正に使われなければ、この証明書を提出する必要がないんです。
私の手元で保管しておけばいいんですよ。
時間はまだ16時前だし、カードはストップされてるしから、実害はなかったし〜。
そして、「マージーサイド・ポリス」の証明書なんて頂けちゃって、
「宝物になっちゃいそう」
だから私って「めちゃくちゃ前向きだよね〜」って言われちゃうんだなあ。
反省も少しはしないと・・・
本当はちょっぴり不安だったから、
今朝、ティケットを届けてくれた方の優しいお言葉、
「何かあったら遠慮しないで連絡してください」
失くしたことがわかった時から、こうして解決する間に、
幾度となく思い出しては「甘えちゃおうか・・・」って思いましたよ。
でも、その度に「自分でしなきゃ」って、甘えたい思いを振り払っていたんです。
さあ、これでクレジットカードの処理も終了 いざアンフィールドへ
…で、どうやって行くの ここはどこ
続く