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タクシーのドライバーさんにアパルトマンの住所を見せます。
「今回の旅はホテルじゃないもの」
「アパルトマンの住所で行き先をお願いしなきゃ」
これから現地の担当の方に会って鍵を受け取ります。
「暮らし方を簡単に教えて頂かなくちゃね。」
「こんな手順がホテルと違うところ 」
タクシーがアパルトマンのある通りまで来ると、ドライバーさんが向かい側を指してくれました。
「メルシー」
「チップも忘れちゃいけない パリだもの
」
「車が来る方向に気を付けて横断歩道を渡らなきゃね。」
パリの住所は番地が偶数と奇数でサイドが分かれています。
「私の番地は偶数側 」
「どちら側の通りを探すのか決まっていると分かりやすいですね」
「知らない街では便利です。」
店舗が並ぶ通りでは扉の上に番地がしっかり書かれています。
「見つけやすい~」
アパルトマンの下まで来たところで現地の係の方に電話を入れます。
「パリで暮らしている日本人の方なので日本語でOK」
「ある意味、ホテルより安心だわあ」
歩道で少し待っていると日本人の方がアパルトマンのドアからお出迎えです。
「こんばんは」日本語で自己紹介。
早速、鍵の扱い方を教えていただきます。
「バルセロナのナチャのマンションでも感じたけど、日本と全然違うんだよね 」
このアパルトマンはパリの市街地のマンション。都会の真ん中なのでもちろんオートロックです。
山手線の内側みたいなイメージで考えてくださいね。
一階はカフェや店舗が並んでいて上が住居用マンションです
店舗と店舗の間に大きな扉があります。
「この扉は暗証番号で開くようになっているんだあ」
「わあっ 」「重くて大きな扉
」
「中に入ったらオートロックで鍵がかかるんだあ」
エントランスには郵便受けがあって、ここまでは郵便屋さんは入れるんですね。
「エントランスの奥に入るのはセンサー付きの鍵なのね。」
「ここからは住んでいる方や修理などの作業の方だけってことね」
エレベーターや階段があって居室に向かうことが出来ます。
「ここで気を付けて」
「パリは古い建物が多いので、エレベーターがついているとは限りませんよ」
「アパルトマンに滞在したい方は事前にチェックが必要です 。」
「私も部屋を選ぶときには階数とエレベーターはしっかりチェック」
「スーツケースがあるのに階段を5階とか6階ってあり得ない 」
「エレベーターもバルセロナのナチャのお家みたい。」
「扉なんだあ。」
「お借りしたのはアパルトマンの最上階」
エレベーターで最上階に上がって部屋を教えて頂きます。
居室の扉の鍵は2つ。
「開け方も日本のとは全く違う 」「出来るかなあ
練習しなきゃ
」
最初はかなり戸惑って不安でしたけれど何とか開け閉め共覚えました。
「これは慣れってことね 」
「パリのアパルトマンの内側って初めてドキドキ
」
室内では台所やバスルームやテレビの使い方を教えて頂きます。
それからホテルではないので暮らし方も教えて頂きます。
「ごみの処理って気になるよね」
「ごみは分別が結構アバウトだし、いつでも指定の場所に置けて楽チン」
「ご近所は旅行中の私と違って、平日はお仕事して暮らしているんですよね」
「夜遅い時間に大きな音を立てない配慮は大切」
「『暮らす』って体験も面白いね」
「何よりも色々な不安も日本語でお話出来るのがいいですね」
続く
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