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この国立博物館から外に出ると向かいには可愛い犬の銅像が
銅像は偶然見つけました。
「この犬の銅像ってなんなの」
「ガイドブックをチェックしなきゃ」
「忠犬ハチ公のスコットランド版」
「銅像の犬の名前は『ボビー』」
この子はご主人の死後、14年間もご主人のお墓に通い続けたワンコだと紹介されています。
このことでエジンバラ市民の感動を誘ったスカイテリア種の犬だそうです。
銅像の前にはパブがあります。
「パブの名前は犬の名と同じ『ボビー』なんだあ」
「パブの脇の細い通りの奥には教会が見えているよ」
「観光客らしい人達がその教会の敷地に入って行っている。」
「ガイドブック ガイドブック」
「この教会は『グレイフライアーズ教会』」「入口にはボビーのお墓」
(ハリーポッターファンの方にはヴォルデモートのモデルとなった実在の悪い人?トム・リドルのお墓があることで有名)
「子供たちの遠足かな」先生らしい人がお墓の説明をしています。
「私も一緒に聞いちゃおう」
「こちらの墓地にはボビーのご主人も眠っているんだ」
「あっご存じの通り先生のお話は理解出来ていません」
「ガイドブックで紹介されていました。」
「とても質素で小さな教会」
「教会の周りにはコンパクトだけど墓地がありますよ。」
この教会はスコットランドの宗教改革後初めて建てられた長老派教会だそうです
スコットランドの宗教史上、重要な事件の舞台にもなった教会。
ガイドブックによると歴史を語る上で大切な教会のようですね。
「国立博物館を訪ねたことで出会えて良かった」
「小さな教会だけど中に入ってみよう。」
「こんな小さな教会からは想像出来ない程綺麗なステンドグラスの窓」
「内部まで観光客の方も訪ねて来ない教会。」
「だから静かに見学させて頂くことが出来ますよ」
ボビーのお墓の方は相変わらず多くの団体客の人々が集まっていました。
団体で来られる方々は小さな教会の中までは入らないようです。
「ちょっと勿体ない」
「この教会の落ち着きはとても好きな空間の一つに感じました」
続く
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