アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

千 秋

2008年10月13日 | 誕生果
10月の第2月曜日は 体育の日 です。

以前は、10月10日固定でした。

1964(昭和39)年10月10日に行われた
東京オリンピックの開会式。

それにちなんで、1966(昭和41)年、
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう
国民の祝日となりました。

祝日法の改正により、2000(平成12)年から
10月の第2月曜日が「体育の日」とされています。

私の生息地エリアにある学校の多くは、
春に運動会や体育祭を行います。
秋は、学芸会や音楽会、文化祭等のみです。

秋晴れの空の下。

万国旗がはりめぐらされて。
「天国と地獄」の音楽が流れて。
スタートを合図するピストルの音がして。

そんな光景が身近にないというのは、
ちょっと寂しい気もします。


■10月13日の誕生果

   千秋 (せんしゅう)
     待望

 ・英名 : Chinese pear
 ・和名 : センシュウ
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


千秋。
多くの人がイメージするリンゴに、最も近いリンゴ。

1966(昭和41)年、秋田県果樹試験場で、
東光(ゴールデン・デリシャス × 印度)に、ふじを交雑して
育成した品種。

1978(昭和53)年に、秋田県知事が千秋と命名・公表。
1980(昭和55)年には種苗登録もされました。

秋田市の千秋公園にちなんで命名されたとも、
秋田の「秋」に、長久の意の「千」を冠したとも。

果皮は、褐紅色で、濃紅色のシマが入ります。
肉質は緻密で多汁。
甘みと酸味のバランスが良い。

リンゴを切ったり、むいたりした後、
そのままにしておくと、褐色に変化しますよね。

この千秋は、褐色に変化する度合いが少ないので、
ちょっと助かるかもしれません。

9月早々から収穫が始まります。
青森県では、10月に入ってからのようです。
冷蔵すると、2ヶ月間くらいは鮮度保持が可能とか。

千秋までは無理ても、キチンと冷蔵すれば、
一秋くらいは保存可能なリンゴなのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月13日の誕生色 : 栗皮色
■10月13日の誕生花 : アカンサス、他


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