アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

フトモモ

2008年10月12日 | 誕生果
午前6時10分 撮影


先日、古書店で文庫本を1冊買いました。

パラパラと中を見て、
きちんと読みたいと思い、購入しました。

家に帰ってから、さあ読もうと、
表紙をめくり、中表紙をめくると、
次の白紙頁には、著者の直筆サイン!!

古書店から購入した本の中に、
書き込みを見つけることはありますが、
著者のサインは、はじめてです。

どのような経緯で書かれたサインなのか、
私には知る由もありません。

きっと、元の持ち主にとっては、
とても大切な1冊だったのでしょう。

そこでの役目を終え、次の持ち主が現れるのを
古書店の棚でジッと待っていた文庫本。

私がページをめくるたび、
本が元気になっていくようです。

読んでいる私も、
本の内容に引き込まれていきます。

これは、私の「読書の秋」の1ページ♪


■10月12日の誕生果

   フトモモ
     郷愁

 ・英名 : rose apple
 ・和名 : フトモモ
 ・分類 : フトモモ科、 フトモモ属、 常緑樹
 ・原産地 : 東南アジア


フトモモ。
バラのような芳香を発する果実。

味は淡泊で、果汁は少なく、果肉は粗いとか。

日本人ならば、フトモモという読みから、
「太腿」を連想する方も多くいらっしゃるでしょう。

私も最初はわからずに、
太腿に似た形状の果実かと思ってしまいました。(汗)

フトモモの和名は、沖縄方言の フートー に由来するらしい。
フートーは、中国名の 蒲桃 (プータオ)から転じたもの
と言われています。

漢字では 蒲桃 のほか 香果 とも書きます。

英語では、ローズアップル。
直訳すると「薔薇の(香りがする)りんご」?

葉には油胞があり、そこから芳香を発し、
花も、果実も、それぞれ芳香を発するのですね。

生食のほか、ゼリーやプリザーブにも利用されます。
お酒の香りづけにも利用されるのらしい。
(バラの香りと間違えそうな。。)

香りは、その味わいに大きく影響します。

フトモモは、その素晴らしい香りで、
世界中の人々を魅了してきているのですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■10月12日の誕生色 : バーントシェンナ
■10月12日の誕生花 : コケモモ、他


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