アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

難しい音楽用語 (15)

2008年06月29日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、協奏曲 (コンチェルト)

協奏曲って、楽器どうしが競って演奏するの???。。σ(^◇^;;

コンチェルト (concerto) は、イタリア語です。
英語、フランス語も同じです。

独奏楽器と管弦楽とが、合奏する形式の楽曲。
独奏楽器が、その演奏技法を十分に発揮できるように
作られている器楽曲です。

音楽でコンチェルトという言葉が使われ始めたのは、
16~17世紀頃のことらしい。

はじめは、声楽か器楽の、どちらかひとつだけの
重唱または重奏の意味だったそうです。

その後、声楽と器楽の両方による
重唱・重奏の意味になったのだとか。

この重唱&重奏のはじまりは、
イタリアのヴェネツィアにある、聖マルコ大聖堂。

オルガン、管弦楽、聖歌隊は、この教会の建物の構造上、
それぞれが左右に分かれて配置されたらしい。

その配置から、左右が呼応するような音楽になり、
そこからコンチェルトへと発展したのだそうです。

17世紀末には、
数個の独奏楽器と弦楽合奏による合奏協奏曲という
コンチェルト・グロッソ の形態になったのだとか。

コンチェルトの語源は、ラテン語の concerto です。

もともとの、con (一緒) + certo (認識、決定)から、
concerto は、「闘争する」とか「論争する」という意味。

イタリア語には・・・
  合唱、合奏、コンサート、多くの人の声、一斉の声、
  一致、協力、合意、官庁の承認
というような意味があるようです。

日本語の協奏曲は・・・
  協力して 奏する 楽曲
・・・なのでしょうか。


コンチェルトのオマケ・・・

チョコレートのメーカーさんは、(神戸)ゴンチャロフ、ね♪(*^▽^*)

また、神戸コンチェルト は、クルーザーで、
クルージングやレストラン、ブライダル等のサービス業ですネ。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
麻由子から (→南瓜西瓜さんへ)
2008-07-04 01:40:24
南瓜西瓜さん へ

おぉ~! お元気でしたか?
リンクも、ありがとうございます♪

concerto と concert は、ホントですねぇ。
私はおっちょこちょいなので、気をつけますわ。
返信する
o(^-^)o (南瓜西瓜)
2008-07-03 21:42:38
復活致しました。勝手にリンク貼ってしまいましたが、宜しかったでしょうか?

concertoは一文字抜くだけでconcert(コンサート)になってしまうので気をつけて(^。^;)
返信する
麻由子から (→オリーブさんへ)
2008-07-01 13:57:58
オリーブさん へ

わぁ~♪ とってもラッキーだったのね!!
素晴らしい音楽を聴くことができて、よかったね~♪
さすが本物☆
三つ子の魂百までではないけれど、
心に浸透した音楽は、後々まで大きく影響するように思います。
音楽の力は大きい!
返信する
そのヴァイオリン協奏曲 (オリーブ)
2008-06-30 16:07:46
諏訪内さんのチケットは義理で買わされたチケットだったの。
N響との競演だったと思うけど。
まだ全くの無名だった頃で(あ、もしかしたら私が知らなかっただけかも(笑))料金も安かったよ。

そして、そのコンサートの直前にチャイコフスキーコンクールでいきなり1位になったの!
私は義理で購入したチケットを取り出して確認したら「やっぱりこの人だ!」ってビックリ!
義理チケットがいきなりプラチナチケットに!
そして、コンサート会場では報道陣が凄かった!
いきなり凱旋公演になっていたのよ。
でもね、やっぱり凄かったよ。
一流の音楽っていうのは、無知な私の心をも虜にしたわね~!
それ以来、この曲だけは好きでいっつも聴いています。
返信する
麻由子から (→オリーブさんへ)
2008-06-30 15:02:49
オリーブさん へ

あ~~、ラフマニノフの!!
あれ、とっても素敵な曲ですよね~~♪

私が間近で聴いたことががるのは、ピアノ協奏曲ばかりなの。
今度、ヴァイオリンも聴いてみたいと思っていたところ。
協奏曲は、独奏楽器の主役ぶりが素敵☆
私も、実際に知っているのは、ごくごくわずかなの…。
もっと聴いてみたい♪♪
返信する
こんばんは! (オリーブ)
2008-06-30 00:45:52
協奏曲、のだめのドラマで出てきたラフマニノフのピアノ協奏曲が思い浮かびました。
あれは良い曲ですね。
そうそう、諏訪内昌子さんが演奏するチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲を間近で聴いた時の感動は今も忘れられません。
協奏曲って、独奏楽器があるので楽しくて分かりやすいですよね。
といっても、私はほとんど知らないのだけど。
沢山あり過ぎて♪
返信する

コメントを投稿