アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

バーントシェンナ

2007年10月12日 | 誕生色
今日の東京地方。
雲の多いお天気なのですが、その割には日差しもあり、
日中は、ちょっと暑いくらいかもしれません。

昼間は半袖でも大丈夫なくらいですが、
夕方になる頃から、一気に気温が下がり、
ひんやりしてきますね。

早々にインフルエンザのニュースも聞こえてきます。

昼間は半袖でアクティブに。
夜は1枚羽織って、
静かな秋の夜長を楽しみたい金曜日かも。。


■10月12日の誕生色 

   バーントシェンナ (burnt sienna)
     個性、壮大、想像力、奥ゆかしさ

 個性的な魅力の持ち主でなのでしょうね。
 スケールは壮大で、自分の中にある情報を、
 独自の視点で連結させ、豊かな想像力を発揮しそうです。
 充分な想像力で、状況や人の気持ちまで、
 適切に理解できるのかもしれません。

 バーントシェンナ。
 赤褐色のシエーナ色。

 イタリア中部にあるトスカーナ地方。
 そこは、色の美しい土の採掘地として知られています。

 トスカーナ地方(トスカーナ州)の中に、
 イタリア・ルネッサンス期の中心都市のひとつである、
 シエーナ(シエナ)があります。

 シエーナで採掘された土は、都市の名前がつけられて、
 シエーナ土と呼ばれています。

 黄みの強い色をした生の土そのものは、
 ローシェンナ (raw sienna) と呼ばれています。

 ローシェンナは、色合いが似ている イエローオーカー
 代用されることも多いそうです。

 そして、このシエーナ土を焼いて、
 濃い赤みの顔料にしたものがバーントシェンナです。
 また絵の具も、そのままバーントシェンナと名付けられました。

 赤土は、旧石器時代の洞窟壁画にも、
 そのまま赤色絵の具として使用されています。

 赤みの色というのは、いつの時代も、
 人々を魅了してきたのですね。

 このバーントシェンナは、代表的な茶褐色顔料として、
 太古の昔から今日まで、ずっと愛され続けています。

 バーントシェンナは・・・
 地球からの贈り物に、時の流れも練り込んで、
 多くの可能性を表現している色なのかもしれませんね。

■10月12日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
コケモモ 反抗心
トウガラシ 旧友
ガーベラ 神秘
ガーベラ (黄) 究極美
キク (黄) 長寿と幸福
シュウメイギク 薄れゆく愛
ワレモコウ 変化
ゼラニウム 真実の友情


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
麻由子から (→kju96さんへ)
2007-10-14 18:15:33
kju96さん へ

わぁ~~♪
本当に、素敵なご経験がたくさんおありなのですね!!
こちらの記事で、いろいろ思い出していただけて、
私まで嬉しくなります♪
実際にシエナをご存じの方の言葉は、説得力があります。
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懐かしのトスカーナ (kju96)
2007-10-14 02:21:12
こんばんわ
トスカーナ州の隣のジェノヴァに3年ほど滞在していましたので、シエナは何度か行きました。
トスカーナは、シエナ、ピサ、フィレンツェなど世界遺産の宝庫、でも何よりキャンティ・ワインの故郷、
サンジョヴェーゼの畑に囲まれたシエナは美しい町ですね。シエナの田舎のレストランで食べた田舎料理とキャンティ・クラシコ・・忘れられない思い出です。
まさに個性的で、壮大で、想像力があふれ出しそうなところです。バートンシェナ・・気になる色になりました。

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麻由子から (→オリーブさんへ)
2007-10-13 00:31:49
オリーブさん へ

私も。。1年前の記事よりも、コメントが嬉しくて、懐かしくて、
読んでいました。。

カード。。。喜んでもらえて、私も嬉しいです♪

シェンナは赤土だけど、他の色の土も、
焼いたら、バーント色よね☆

温かみがあって、安心感もあって、
とても素敵な色だと思います。
オリーブさんに、よく似合うわ♪
返信する
こけもも (オリーブ)
2007-10-12 21:09:35
懐かしいな、こけもも。
私の誕生花♪
今日は楽しいカードをありがとう!

誕生色も良いね!
秋色です。
そういえば、私は備前焼の食器が好きなのだけど、備前焼ってバーント色ね!
何か呼び寄せられるものがあったのかしら。
部屋の家具もこんな雰囲気のが多いです。
温かみがあって良い色ね!
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