アンダンテ ~私の歩幅で~

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オブシディアン

2009年07月06日 | 誕生石
こちらは、午前中、雨でした。

七夕の日を前にして、
彦星さまが、織姫さまに逢いにいくための牛車を、
洗っていたのかもしれません。

牛車を洗う水が、天から地上へ降るっことを、
洗車雨 (せんしゃう)といいます。

牛車は、きれいになったかな?
織姫さまが喜んでくれると、いいですね♪

もしも、七夕当日、天から水が降ってきたならば。
それには、2つの意味があるようです。

1つめ。
雨が降ってしまったため、ふたりは逢うことができず、
それぞれが悲しみの涙を流し、その涙が地上に降ってくるのです。

2つめ。
無事に逢瀬を果たしたふたりに、再び、別れの時がやってきます。
その別れが悲しくて、思わず流す涙が、天から降ってくるのです。

そして、七夕当日に降る雨のことを、
酒涙雨 (さいるいう)といいます。

私はいつも、天の川は雲の上にあるので、
「地上は雨が降っていても、雲の上は晴れている」
と思うことにしています♪

明日が、素敵な七夕の1日になりますように。。☆


■7月6日の誕生石

   オブシディアン (Obsidian)
     摩訶不思議(まかふしぎ)

 ・英 名Rainbow Obsidian
 ・和 名黒曜石(こくようせき)
 ・モース硬度
 ・産 地メキシコ、アイスランド、日本など

オブシディアン。
火山の溶岩が固まってできた、天然のガラス。

厳密に言うと、オブシディアンは鉱物ではなく、岩石です。
複数の鉱物がくっついて、一つになっている石。

火山噴火の際、流れ出した、粘性の高い酸性の溶岩が
急速に冷却されて固まったもの。

世界各地の火山地帯で産出します。

「火山質天然ガラス」や「ガラス質火山岩」
などと定義されています。

色は、黒色や灰色、赤褐色などです。
半透明ないし不透明で、ガラス光沢をもちます。

微小針状の内包物(インクルージョン)により、
石の色や表情に違いが生じます。

オブシディアンという名称は、
発見者の Obsius さんにちなんでいます。

オブシディアンは
有史以前から、人類の身近で活躍してきました。

この石の破片が非常に鋭いことから、
刀や矢尻などにも用いられていたとか。

地球が生み出した美しいガラスは、
想像を超える歴史をも、映し出してきたのかもしれません。


★パワーストーン効果★
感情のバランスを保ち、ポジティブな一歩を
踏み出すことができます。
集中力も増すので、勉強にも効果ありです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■7月6日の誕生花 : ヒマワリ、他
■7月6日の誕生色 : 新橋色
■7月6日の誕生果 : ライム


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