アンダンテ ~私の歩幅で~

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難しい音楽用語 (11)

2008年04月24日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、序曲 (オーヴァチュア)

序曲って、助走みたいなもの???。。σ(^◇^;;

オーヴァチュア (overture) は、英語です。
(ちなみに、アクセントは、一番前)

語源は、ラテン語の arerio で、
「開ける、公開する」という意味だそうです。

音楽の「序曲」、詩や文章の「序章」という意味。

具体的には・・・
歌劇、オラトリオ、バレエなど、
大規模な楽曲の冒頭に演奏される、
導入的な役割を持った管弦楽曲

です。

その際。
その歌劇などの重要な場面に用いる音楽を、
部分的に抜粋するなどして、
本編中の音楽と、直接関連づけています。

一方、前奏曲 には、この本編からの抜粋が、ないハズです。
この点が、序曲と前奏曲を区別するポイントになりますね。

初期の歌劇においては、そのオープニングに・・・
説明役が、その歌劇全体についての、前口上を歌ったり、
鍵盤楽器の即興的な演奏がなされたりしていたそうです。
これが、現在の序曲へと、発展してきました。

観る側にとって、序曲とは、
近い未来を垣間見るようなものなのかもしれません。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
麻由子から (→yumiさんへ)
2008-04-25 10:45:59
yumiさん へ

yumiさんも、くるみ割り人形が好きなのね♪
良いよね~♪
素敵な曲がたくさんあるし。
う~~、弾きたくなってきた。。☆

>そのうちまとめて表にしてほしいわ。
どんな風にまとめたら良い?
内容は、まださみしーのですが。。(汗)

発表会は、本当によかったね~♪
私も会場に行きたかったなぁ。
今後のyumiさんの音楽にも、良い影響がありそうね。
おめでとうございました!
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麻由子から (→オリーブさんへ)
2008-04-25 10:45:00
オリーブさん へ

くるみ割り人形は、私も大好きです~♪
全体的に好き!!
キャッツのオーヴァチュアも、楽しそう~~♪

オーヴァチュアで観客がグッと惹きつけられると、
会場全体が、一気に、その作品の雰囲気になりそうね。
短時間の勝負のようなところもありそう。
思っている以上に重要なのかもしれないわ。
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ありがとう! (yumi)
2008-04-24 16:45:44
昨夜は応援パワーをありがとう♪
お蔭で発表会を存分に楽しんできました。
また練習を頑張ろうという気持ちになったわ。

私もくるみ割り人形は大好き。
あのオリゴールのようなキラキラした可愛い
雰囲気がいいなぁ~

音楽用語。
毎回とても為になってます。
そのうちまとめて表にしてほしいわ。
( ̄ェ ̄;) エッ? 面倒だって?
返信する
オーヴァチュアといえば (オリーブ)
2008-04-24 14:38:14
オーヴァチュアで好きな曲は、チャイコフスキーのくるみ割り人形よ~。
クリスマス会が始まる前のソワソワとした雰囲気がとっても曲に現れている気がするの。
私が経験した限りでは、発表会の時にナレーションが入る事が多かったような・・・。

あと、劇団四季のキャッツのオーヴァチュアも好き。
猫(役者)が会場をウロウロする場面があったのだけど、あの瞬間がたまらない。

オペラは詳しくないのですが、序曲だけを集めたCDもある位だから音楽性は高いのでしょうね。
序曲って、その演目全体の印象を観客に印象付ける意味でも割りと大きな意味があるのかな?
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