アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ロータスピンク

2007年07月25日 | 誕生色
今日も朝から良いお天気ですが、
だんだんと雲が多くなってきたような……。

昨日よりも風がありますね。
風は心地良いです~。

車の音と、鳥の声。

見上げるグレーのビルと、
目の前にあるグリーンの木々。

楽しそうに語らいながら歩く人々と、
ややうつむき加減に歩く人。

太陽光降り注ぐ広いカフェテラスと、
パラソル下の小さなテーブル。

冷たいかき氷と、
熱いコーヒー。


■7月25日の誕生色 

   ロータスピンク (lotus pink)
     永久不変の理念、明るさ、献身と抵抗、気品

 明るく献身的なのでしょうね。
 永久不変の理念に反することには、
 抵抗を感じるのかもしれません。
 実は、ちょっと古風だったりもして。。?
 気品のある理知的な美しさを感じます。

 ロータス。
 英語で、ハスやスイレンという意味です。

 そうなると、ロータスピンクは、
 ピンク色のハスの花、でしょうか。

 また、ロータスは、ギリシャ神話に出てくる
 伝説上の植物ロトスの意味もあります。
 ロトスを食べると、
 現世のの苦悩を忘れることができるのだそうです。

 ロータスは、そのようにギリシャ神話にも登場しますし、
 仏教との関わりも強いですね。

 それから、古代エジプト・インドの建築や美術様式のひとつ、
 蓮華模様なども、ロータスと呼ばれています。

 そして、ハスやスイレン と言えば、
 フランス印象派の代表的画家であるクロード・モネの作品
 『睡蓮』があります。

 古代から、人々に愛され、敬われてきたロータス。
 洋の東西を問わず、人々を惹きつける気高さのある、
 その花と、その色。

■7月25日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ニワトコ 熱心
アスフォデリン 私はあなたのもの
トリカブト 騎士道
ナデシコ(八重) 燃える愛
ムギワラギク 思い出
サギソウ 心の強さ
インパチエンス 鮮やかな人
ブーゲンビリア 包容力
ヒマワリ あなたは素晴らしい
アガバンサス 誠実な愛
ハイビスカス 上品な美しさ


音符と音

2007年07月24日 | 音楽
ブラームスのピアノ作品。
かなりの部分は、結構シンプルだと思います。

「え゛~~!?」という声が聞こえてきそうですが……。

私は、まだ、ほんの一部のピアノ曲しか知りませんが、
その少ない中では、そう感じました。

楽譜を見ると、確かに、音符 の数は多いと思います。
でも、 は、それほど多くはないんです。

たとえば、オクターブ。
これは、音だけで考えると「ひとつ」ですよね。
ただ、高さが違うだけ。

そのようにして、ひとつの和音において、
同じ手の中で、また、左右両方の手に共通して、
同じ音が鳴っていることが、結構あります。

だから、音符は6つあっても、音は3つだったり。

こういう構成を「シンプル」と表現するのが
正しいかどうかは、よくわかりません。

ただ、音符の多さイコール音の多さ
ではないということなのですね。

「そんなの、当然でしょ!」
などと言わないでください。

知識のないド素人の私にとっては、
ちょっとした発見でもあるのですから。

こういうことは、知識の乏しいド素人だからこそ、
無謀に言える戯言なのかもしれませんネ。。

キューピッドピンク

2007年07月24日 | 誕生色
久しぶりに、朝から日差しのあるお天気!
それだけで、ちょっと活動的になったりもします。

近畿地方が、本日、梅雨明けしましたね。

日差しがあると、いろいろなところに反射光で
光のオアシスができたりします。
まるで光がプロデュースする蜃気楼のようです。

その光は、どこから来ているのか?
たどってみても、なかなかわからないことがあります。

科学的には、単純に説明できる現象なのでしょうけれど…。
でも、なんだか、とっても神秘的に思えます。

それは、太陽からのプレゼントなのかもしれません。


■7月24日の誕生色 

   キューピッドピンク (cupid pink)
     ほほえみ、良識、質素、すらりとした体型

 ちょっと控えめで質素かもしれませんが、
 雰囲気は豊かで、いつも微笑みがあるのでしょうね。
 良識を兼ね備えているので、社会の波に乗っていそうです。
 出しゃばらないのに、存在感があるのかもしれません。
 内面から輝きを放っているような。。。

 キューピッドピンク。
 とても愛らしいピンク色。

 キューピッドのイメージ?
 小柄な天使が弓矢を持っている姿を思い浮かべませんか?
 
 キューピッドの役割は、人と人、人と物、など、
 いろいろな「ご縁」のきっかけを作ることのようにも思います。

 誰もが、誰かのキューピッド。
 あなたも、素敵なキューピッド。

 そして、あなたの周囲にも、
 素敵なキューピッドが、たくさんいるのです。

■7月24日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
オオマツヨイグサ ほのかな恋
エンレイソウ 奥ゆかしい心
スイレン 純粋な心
ストック 不変の愛
サルスベリ あなたを信じる
ニッコウキスゲ 日々あらたに
ホタルブクロ 正義
アサガオ はかない恋


ぴあのピア ♪ ブラームス

2007年07月23日 | ピアノ全般
毎週月曜日から金曜日の毎日放送されるテレビ番組
ぴあのピア。

7月9日から20日までの2週間は、ブラームスでした。

ヨハネス・ブラームス(1833~1897)。

7歳でピアノを習い始めたブラームス。
10歳の時、ハンブルクを代表する音楽家
エドワルト・マルクセン と出会い、
ピアノと作曲の教えを受けることになります。

マルクセンは、ブラームスの才能を認めて、
無償で音楽を教えたのだそうです。
(凄いことですね!)

ブラームスが15歳の時、初めて演奏会を開きました。

20歳で、シューマン夫妻 と運命の出会い、
ブラームスの音楽が大きく認められます。
初めて出版した楽譜「ピアノ・ソナタ第1番」が高い評価を受け、
大ピアニスト・大作曲家への道が開かれます。

イギリスはヴィクトリア女王のお抱えヴァイオリニストとしても
有名な エドワルド・レメーニ が、彼の演奏旅行のピアノ伴奏者に、
20歳のブラームスを抜擢します。
(これも、かなり大きな出会いでしょう。)

レメーニの演奏旅行で、北ドイツ各地をわたり、
大成功を収めました.

また、この旅行を通じて、あの フランツ・リスト や、
19世紀を代表するヴァイオリニストの ヨアヒム をはじめ、
多くの音楽家と出会いました。

(ブラームスは、20歳くらいまでに、
 貴重な人々との大きな出会いがたくさんあったように思います。)

29歳のブラームスは、ウィーンに拠点を移します。

「アイデアが浮かんだら、散歩しなさい。
 完璧だと思ったものが、まだ未熟だと気づくはずだ」

「ペンというのは書くためではなく、消すためにあるのだ」

(違う視点から見つめることの大切さが、
 述べられているように思います。)

(モーツァルトの時代には、まだ進化中だったピアノという楽器。
 それが、ある程度落ち着いてから、
 ブラームスは活躍し始めたのですから、
 ブラームスにとって、とてもラッキーだったと思います。)

そしてまた、時代の流れの上で、もうひとつラッキーなこと。
それは、鉄道網。
ブラームスが活発に活動していた、ちょうどその頃。
ヨーロッパの鉄道網も、急速に発達していたため、
鉄道を利用して、各地で演奏会を開くことが可能でした。

ブラームスが30歳の時、
「パガニーニの主題による変奏曲」を書き上げました。
楽譜には「精巧な指のための練習曲」と記されているのだとか。
(私は、まだ、この楽譜を見たことがありません・・オソロシイ。。)

現代のピアニストにとっても最難関のピアノ曲。

クララ・シューマンは、その難易度の高さから、
この曲を「魔女の変奏曲」と呼んだそうです。

この曲は、1867年に初演。
ブラームス自身の演奏によってでした。
(ということは、ピアニストとしてのブラームスの技量も、
 相当なものであったということに他なりません。)

1877年、44歳のブラームス。
夏の避暑地として、イタリア国境近くで、アルプスのふもとの
南オーストリアはペルチャハ(ペルチャッハ)を選びます。
ヴェルター湖畔にある美しい町。

ここでのブラームスの言葉。

「ここには、たくさんの旋律が飛び交っている。
 それを踏みつけないようにしないといけない。」

「ここは最高に素晴らしい。
 湖と森、そして、その向こうには、
 青い山並みと、きらめく純白の雪。」

ペルチャハで過ごした3年間で、
たくさんの作品を書いたブラームス。

晩年、避暑地に選んだのは、イシュル。
ウィーンの西200キロにある、多くの著名人が訪れる保養地。

あのワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世も、
イシュルに別荘を持っており、
ブラームスは、たびたび訪れたのだとか。
(おふたり一緒の写真は、よく知られていますね。)

ブラームス最後のピアノ作品である
「4つの小品」作品119。
生前のクララに贈られた最後の作品でもあります。

ブラームスから・・・
「この作品は不協和音で満ちています。
 憂うつさを物語るように、ゆったりと響かせてください。
 あなたがどう思われるか知りたいのです。」

クララから・・・
「灰色の真珠。
 曇っているが、とても貴重なもの。」

クララは、ブラームスがこの曲に込めた内面性を
とてもよく理解していたのでしょう。

(クララは、ピアノ演奏だけでなく、
 言葉による表現にも長けていたのではないかと、私は思います。)

悲しいことに、クララの葬儀には間に合わなかったブラームス。
それから1年も経たない 1897年4月3日、ブラームス永眠。



私がブラームス作品が大好きな理由のひとつが、
どの1小節を抜き出しても、
そこに書かれている音すべてが、
単音であれ、和音であれ、音の進行も含めて、
とても感動的に響いてくること、です。



7月23日からの ぴあのピア は、
ブラームスとも面識のある リスト です。


<放送時間>

NHK BShi
  ♪ 月曜~金曜 AM7:35~7:45
  (再)月曜~金曜 PM9:50~10:00
  (再)日曜(1週間分まとめて) AM6:00~6:50

NHK BS2
  ♪ 月曜~金曜 PM6:45~6:50 (再)

茜 色

2007年07月23日 | 誕生色
今日は二十四節気のひとつ、大暑 です。
一年で最も暑い酷暑の時期。

今日、九州北部と四国が、梅雨明けしました。

ハッキリしないお天気が続く地域も多いようですね。
ちょっと不完全燃焼の気分かも。。?

暑いんだけど、それでも、気分爽快な夏の青空に、
1日も早く会いたいですね。


■7月23日の誕生色 

   茜色 (あかねいろ)
     厳格、可能性、積極性、穏健派

 基本的には厳格なのでしょうね。
 人柄としては穏健で、視野は広く、可能性を求めて、
 積極的に物事に取り組むのかもしれません。

 茜色。

 茜色で、すぐ連想するのは、空。
 茜色の空。

 昼間の青空が、夕方茜色に染まる…。

 茜。
 実は、日本の山野にも自生している蔓草(つるくさ)なのです。

 その蔓草の根が、貴赤色をしているので、
 「赤根」と呼ばれました。

 これが東洋茜。
 そのほか西洋茜もあり、英語では「マダー」と呼ばれます。

 赤い茜と、青い藍。
 両方とも、人類最古の染料植物なのだとか。

 日本では、古くから、
 赤く色づくことを形容する言葉としても
 「茜」が使われてきたようですね。

 パッとした艶やかな赤ではなく、
 少し落ち着いた、やや暗い赤を表す茜色。

 茜色の空は、その後まもなく訪れる、
 暗い夜の雰囲気をも漂わせているのかもしれません。

■7月23日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ジンジャー あなたを信頼します
ハイビスカス(赤) 新しい恋
バラ
ブーゲンビリア(ピンク) あなたは魅力に満ちている
フウチソウ 未来
ギガンテウム 正しい主張
オミナエシ 親切
ハス 清らかな心
ギボウシ 沈着冷静
フランネルソウ 誠実


臙脂色

2007年07月22日 | 誕生色
久しぶりに、バッハ平均律ピアノ曲集のCDを聴きました。

Ⅰ巻4番プレリュード。
右手と同じ旋律を、1小節遅れで左手が追いかけるような、
短調で、わりとゆっくりめな曲。

ちょっと気になって、楽譜を見てみました。
右手が上のソ♯から1音ずつ下ってくるところの指使い。
レ♯が2の指で、その次のド♯は4の指!!

バッハには、時々出てくるパターンですが
2の次の4・・・私には、結構苦しいものがありますぅ。。。
まだまだ、手が、指が、カタイのね。

ここ数日、ピアノにさわっていないので、
今日は少しでも練習しなくちゃ!

ベートーヴェン・ソナタの譜読みも、まだ先は長いし…。
(ソナタの内容は、そのうち告白します。)


■7月22日の誕生色 

   臙脂色 (えんじいろ)
     支持、向上心、弾力的思考、地道

 多くの人の支持を得られる人物なのでしょうね。
 常に向上心を持ち、形に囚われない思考力で、
 着実に、次から次へと切り開いていきそうです。

 臙脂色。
 ちょっと不思議な文字を書くように思います。

 中国の古代国家のひとつ、燕(えん)。
 その燕の国の赤い色に由来するのが、
 この臙脂という色なのだそうです。

 (ちなみに、燕の中心は、燕京。
  現在の北京です。)

 しかし、臙脂という色は、その後、
 時代や場所によりけりで、その定義や原料が変わります。

 でも、いつの時でも、臙脂という色は、
 濃い赤色を表すことに、かわりありません。

 燕において、臙脂とは、どのような色であったのか、
 今では、知る由もありません。

 ただひとつ、わかることは、
 とても魅力的な色であるということ。

 そうでなければ、いろいろな時代に、いろいろな土地で、
 臙脂色を作ろうとはしなかったはず。
 臙脂色とは呼ばなかったはず。

 中国渡来の紅色を、臙脂紅 と呼ぶこともあるそうです。

■7月22日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ナデシコ いつも愛して
ジャノメギク 切なる喜び
フロックス 合意
マツヨイグサ ほのかな恋
バジル 好意
ペチュニア 心が和らぐ
ミント かけがえのない時間
バーバスカム 臨機応変な態度


フジ子・ヘミングさんの言葉 ②

2007年07月21日 | ことば
『フジ子・ヘミングの「魂のことば」』 (清流出版)

この本は、新書サイズでハードカバーです。
彼女の人生のいろいろな場面で、
彼女が感じたこと、思ったこと、考えたこと、
等が、短い文章で綴られています。

以前、その中から、私の好きな「ことば」を
いくつか抜粋しました。

今日は、もういくつか、書いておこうと思います。

不器用な人がやったら、
  器用な人にはできないことができるはず。
  また、できそうにないことにこそ、
  挑戦してみるべきよ。

現実は理想通りにはいかない。
  でも理想に向かって日々少しずつでも努力しなければね。

人間は誰でもどこか弱いところがある。
  それはあたり前なこと。
  完璧な人間なんか一人としていないわよ。



フジ子・ヘミングさんの言葉

ハバナローズ

2007年07月21日 | 誕生色
今日も雲の多いお天気で、ちょっと蒸し暑い・・・。

夕方には雲が切れてきて、鈍色(にびいろ)から空色へ。

暮れゆく空が明るいと、なんだか、ちょっと嬉しい気分☆

夜空に星が瞬き始めたら、涼しげなカクテルなど、いかが?

空の星を、ひとつ、グラスに添えて。


■7月21日の誕生色 

   ハバナローズ (havana rose)
     奥ゆかしさ、躍動、豊かな愛、礼儀正しさ

 とても奥ゆかしいのでしょうね。
 なので、控えめかと思うと、とても躍動的だったりもして、
 人間的な幅の広がりがありそうです。
 豊かな愛情には、気持ちの深さを、そして、
 礼儀正しさには、爽やかさを感じさせるのかもしれません。

 ハバナローズ。
 ハバナ産葉巻の茶色みがかったローズ色。

 葉巻と薔薇。
 一見両極端のようですが、
 とてもよく似合う組み合わせだったりもします。

 ちょっとゴージャスなイメージもありませんか?

 ハバナというのは、英語名。
 スペイン語の正式名を、サン・クリストバル・デ・ラ・アバナ
 (日常的には、「ラ・アバナ」)と言います。

 ハバナは、ご存じ、キューバの首都。
 合衆国のフロリダ半島や、メキシコのユカタン半島に近く、
 カリブ海域における最大の都市ですね。

 文豪アーネスト・ヘミングウェイは、晩年、この街で暮らし、
 『老人と海』などを書き上げたことでも有名です。

 ラムベースのカクテル モヒート は、ハバナが発祥の地。
 ヘミングウェイも愛したカクテルだとか。

 ライム(レモンもあり?)果汁に、お好みでお砂糖とミント
 を入れたグラスに、ラム酒とソーダ水を注ぎ入れたカクテル。

 海によく似合うカクテルかも。。☆
 バリエーションも、たくさんあるようですね。

 葉巻と、薔薇と、カクテルと。
 バカンスの香りがしてきます。

■7月21日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
バラ(黄) 友情
バラ
ネムノキ 胸のときめき
ボクジョウノハナ 従順
ルドベキア 正義
ブーゲンビリア 包容力
ヤマユリ 荘厳
ノコギリソウ 戦い
トケイソウ 信心


小麦色

2007年07月20日 | 誕生色
今日もまた、雲が多いお天気ですね。
ちょっと蒸し暑いような気候で。

帰り道、何気なく立ち寄ったお店で、
フレグランスを買い求めました。

マグノリアのオードパルファム。

香水の類を買うのは、何年ぶりかしら?

今更フローラル系の香りなど、なんだか・・・とも思いましたが、
ギャルっぽくない落ち着いた香りに惹かれました。

グリーンをブレンドしたホワイトローズと、
どちらにしようか、最後まで迷ったのですが、
ちょっと甘めのマグノリアに決めました。

「甘い」と言っても、ホワイトローズとの比較なので、
ベタベタするような甘さではありません。

また、そのホワイトローズは、
男性でも愛用している方がいらっしゃるのだとか。

グリーンが効いているからなのでしょう。
ローズなのにローズらしくない、
とてもサッパリとした香りです。

新しいフレグランスはワクワクしますね。
マグノリアの香りが嬉しくて。。♪

■7月20日の誕生色 
   小麦色 (こむぎいろ)
     思いやり、空想的、感受性、優美

 感受性豊かで、空想的な表現が得意なのでしょうね。
 他の人が気づかないくらい小さな自然の変化も見逃さず、
 思いやりのある優しいまなざしで見つめそうな。

 小麦色というと、夏をイメージします。
 それは、「小麦色の肌」を思い浮かべるからでしょう。

 日本の近代文学で使われ、定着している「小麦色の肌」。
 日焼けした健康的な肌の色を表していますが、
 日本語だけに有効な形容の言葉のようです。

 小麦色は、小麦の色そのもの。
 英語の wheat が、そのまま日本語に訳された言葉。

 欧米では、小麦の色程度では、
 日焼けした肌とは認められないようです。

 欧米における小麦と、日本における小麦の
 認識や身近さの違いも、大きく影響しているのかもしれません。

 今の時代でも、日本で「小麦」というと、
 ちょっぴり異国っぽくて、夢心地なところがありませんか?

■7月20日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ナス(ツルナスビ) 真実
トルコキキョウ よい語らい
フィソステギア 達成
モクレン(紫) 自然の情愛
トリトマ あなたを思うと胸が痛む
ブーゲンビリア(ピンク) あなたは魅力に満ちている
ノウゼンカズラ 華のある人生
アメリカデイゴ
テッポウユリ 純潔


ディープシェルピンク

2007年07月19日 | 誕生色
一昨日、昨日と、7月としては気温が低かった東京地方。
今日は雨も上がり、気温も上がっています。
何日かぶりに、外にお洗濯物を干しました。

わが家のネコも大はしゃぎで、
飛んでくる虫を目ざとく見つけては、
外へ飛び出し、キャッチ!
(ホントに両手でキャッチするんです。)

すでに2匹は転がっているしぃ……
夕方、処理しなくちゃ。。。

空にはまだ雲が多いのですが、
雲の上からの太陽光を、感じることができるくらい。

今週末から夏休みに入る学校も多いですね。

本格的な夏がやってきます。

■7月19日の誕生色 
   ディープシェルピンク (deep shell pink)
     繊細、人を楽しませる、温かさ、慎ましやかな愛

 ほんわかとした温かさの持ち主なのでしょうね。
 そして、きっと、デリケート。
 人を楽しませることが大好きなようで、自分のことよりも、
 他の人を優先して考えているのかもしれません。
 限りなく愛らしい雰囲気もありそうです。

 ディープシェルピンク。
 貝殻の、やや濃いピンク色。

 貝殻の内側の淡いピンク色。
 貝殻自体がピンク色をしているわけではありません。
 貝殻に差し込む太陽光が、貝殻をピンク色に見せているのです。

 光には、いろいろな色の要素があり、
 それぞれの色の波長は、少しずつ異なります。

 波長の違いは、光が届いたところの環境にもよりけりで、
 様々に変化します。

 そうした様々な光の干渉により、
 貝殻内側の膜面が、淡いピンク色に見えるのだそうです。

 そのような、実体のない美しい色を、
 人工的に複製してできたのがシェルピンクであり、
 やや濃いめのディープシェルピンクなのですね。

 太陽光が織りなす、水の色、貝殻の色は、
 まるで、はかない芸術品のよう。

 毎日、同じ場所で、同じ景色を見たとしても、
 その色は、常に、変化しているのかもしれません。

■7月19日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ユリ(黄) 陽気
ガマ 予言
トリカブト 騎士道
バラ(白) 私はあなたにふさわしい
ラベンダー 期待
コバイケイソウ 遠くから見守っています
ゲッカビジン 一度だけでも会いたい
コレオプシス 夏の思い出