Willのあれこれ日誌

猫3(8才♂、3才♂、年齢不明♂)、人間(年齢不詳♀)でやっている17年目のWillどうぶつ病院です。

においの講義~

2011年02月22日 | Will 日誌
毎年、講義内容が違うのですが、今回はなんと

「におい

しかも、「におい・かおり環境協会」というのがあって

なんと、昭和44年からあって、環境大臣指定試験実施機関だそうです

歴史があるんだ~

においの苦情や、原因、においの化学式、対策などなど

結構ざくっとひろ~く講義を受けました

中でも、においと言えば、加齢臭とおなら~

おならは特に・・・

これはココで言っていいのだろうか・・・・

え~・・・ いっか

ちゃんと、動物の話につなげますから

え~

おならを我慢すると、一部が消化管の壁から吸収されて

血中へ。それから、肺に行って、息からでる。

結局上からも臭いわけ

なら、下からの方が生理的に受け入れられる感じ

大人の1日のおならの量(←どうやって測ったんだ)は400ml~1200mlだって

1回のおならで、大腸菌などの細菌類が数万個放出するんだって

しかも、呼気や体臭から病気を見つけ出す研究が現実に行われているし

実際に、特定の病気を尿から嗅ぎわける犬がいる

動物につながった~

そして、加齢臭はもとが水に溶けない物質がにおいの元なので

軽く拭いたり、水で洗ったりするくらいじゃだめなんだって

寝具とか、衣類、身体自体も洗剤や石鹸を使って

キチンと洗わないと・・・

とか

基本的に、魚は死ぬとなにかが変わって生臭いにおいに変わるらしい

しかし、お寿司屋さんは生臭くないっ 扱っているのは死んだ魚なのにっ

それは、お酢との相性がよいらしく、臭いを消してしまうとのこと

ほ~ ほ~ そういうことだったんだ~

そして、ねこのおしっこはなんで臭いのか

尿の中に大量のたんぱく質があって、その中から、「コーキシン」という触媒作用をもつ

物質があって、もともとの尿中たんぱく質の「3-メチルブタノールシスティニルグリシン」

を「コーキシン」が触媒して「フェリニン」という独特の不快臭が生成されるらしい

ちなみに、生後3カ月以降にコーキシンとフェリニンが作られるとのこと

たぶん、♂の方がにおいがきついのは、コーキシンの量が多いのか、

3-メチルブタノールシスティニルグリシンの量が多いのか、両方か。

おそらく、去勢手術をすると、コーキシンの量が減るのか、

3-メチルブタノールシスティニルグリシンの量が減るのか、両方か。

・・・・・

臭いものを捨てる袋に関しては、「PP」という素材のものがよいとのこと。

においを通さないらしい。例えば、お菓子やパンの袋だそうです。

なるほど~

におい・かおりも奥が深いですな~
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