Willのあれこれ日誌

猫3(8才♂、3才♂、年齢不明♂)、人間(年齢不詳♀)でやっている17年目のWillどうぶつ病院です。

猫のアレルギー その弐

2010年01月14日 | Oh!ひ~ふ~(皮膚について)
ねこさんのアレルギーというと、ステロイドが第一選択のように
使われきていた・・・

病院によっても違いはあり

長期作用型ステロイド
中期作用型ステロイド
短期作用型ステロイド
抗ヒスタミン剤
抗生物質
サプリメント
外用薬
食事療法
(薬浴)

これらを単発or定期的に単独あるいは、組み合わせて
使ったりしていると思うなり~

アレルギーといっても真菌がらみだったり、
          掻き壊しているという皮膚の潰瘍が腫瘍だったり、
          免疫的疾患だったり 
          感染症がベースにあったり、
          日光過敏だったり、
          外部寄生虫だったり、

複雑なのである(わんちゃんにも同様)

皮膚というのはは身体の一番外側で
身体の中を守る巨大なバリアなり

当院では、そのねこさんの既往歴や飼育環境、
食事などの生活状況も考慮して、
皮膚の検査結果から、除外診断をしていき、
アレルギーであろうと判断できた場合には、
当院場合、ステロイドの選択は消えるなり~

そこで

猫用インターフェロン治療開始っ

これは日本が開発して、やっとヨーロッパなどでも
使われるようになったスゴイ開発技術なり~

蚕さんからつくっているなりよ

蚕さんといえば、お蚕さんとかお蚕様といって
八王子は絹の町だったなり

繭はきれいだけど中のさなぎはやっぱりエイリアンチック

私が行っていた小学校を舞台に
蚕と先生(俳優:渡辺なんとかさん・・)と生徒の交流を
描いた映画があったなりっ

小学校の頃に蚕を飼育する授業があって・・・・

わき道にそれすぎるのでやめとくなり

インターフェロン治療は、ちゃんとプログラムがあって、
それにそって注射で接種するなり~
それでも、わんちゃんバージョンと違って、
2週間で終わるなり

なので、身体をよく舐めている、痒がっている
脱毛している、アレルギーでステロイド治療をしている
投薬が大変、などのねこさんのオーナーさんは、
ぜひチャレンジしてみてください








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