OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

6%削減が一層厳しい状況に

2009年03月27日 | 環境問題・温暖化

今日は、ここ1週間の新聞から気になった記事を。。。

京都議定書による、温室効果ガスの排出を1990年に比べて6%削減する約束の期間が、昨年から始まりましたが・・・早いものでもうすぐ1年経ちますね。
※昨年の関係記事→

それなのに・・・

代替フロン漏れ 想定の倍 
※3月21日朝日新聞朝刊一面より・読んだ人はスルーしてね

家庭用エアコンで3倍、業務用冷凍空調機器で5倍。

政府は計算するにあたり、日本冷凍空調工業会が示した想定値をそのまま使っていた。
しかし代替フロンの製造量と回収量の差異が多かったため、少なく見積もられているのでは?と疑問の声が出ていた。
経済産業省と工業会が昨年、各種機器について26万件のサンプル調査をして実態が判明・・・

ということらしいです。

見積もりが誤っていた原因は、、、

自然に漏れ出す量を少なく見積もった
機器の故障・修理の際に漏れ出す量を考慮しなかった
適切な回収が行われなかった・・・

などが考えられる、というもの。

代替フロンを二酸化炭素に換算した排出量は07年度で、650万トン。
これが、1320万トンに修正される

回収で管理、がうまくいかなかったということでしょうか?

温室効果のない新たな開発が必要、という話もありますが。

でも、6%削減が一層厳しくなった今回の実態判明。
開発とか以前に、政府はもっと監視の目を厳しくしてほしいものです。


6%削減達成できなかったら、どうなるのか?
政府は、環境税など何らかの規制を考えているでしょうけど。。。

排出権取引も、もっと導入されるでしょうね。
既に諸外国から買い取っているし。

排出権を達成できている国から買取り、帳尻を合わせる。
それには当然、税金が使われているでしょう。

排出権買取りのような、とりあえずの環境対策ではなく、自然エネルギーを取り入れたり持続可能な国内の環境対策・インフラ整備に、税金は使って欲しい。

温室効果ガスを減らすために
奮闘している企業や団体もたくさんあるのに、政府が何でも税金で何とかしようと、環境対策を怠ってはいまいか。

それに加えて、、、
高速道路1000円で交通量、二酸化炭素を増やしている場合じゃありません。

・・・ ・・・



同じ21日の朝日新聞8面には、、、

エコ車奨励策に沸く

という記事も。
ドイツは景気対策として、9年以上経過した車の環境対応車への買い替えに、2500ユーロ(約35万円)の奨励金を出す制度を導入し、突出した売上増を見せている。
とのこと。

ドイツも懸命ですね。7月から、課税対象を排気量から二酸化炭素排出量に変えるというし。。。


まだまだある、気になった新聞記事。
本当は即日書ければよいのですが。。。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする