~甦った万世橋駅~
東京・神田の旧万世橋駅の遺構を活かし再生させた商業施設マーチエキュート神田万世橋が、
今月14日に開業しました。
旧万世橋駅が再び世間の注目を浴びたのは、1943年に営業を終了して以来実に70年ぶり。
私はもちろん生まれていませんが(同居の姑すら生まれてない^^;)
この駅は悲運の駅として、駅マニアや鉄道好きの間では有名です。
その話はまた別の機会に。
マーチエキュート神田万世橋は、“再生”をコンセプトとしているそうで、
赤レンガ造りの高架橋部分をほぼ往時のまま活かし、装飾のあるレンガアーチ部分に店舗が造られ、飲食店やセレクトショップなどが入りました。
ホームだった場所はカフェが設けられ、すぐ隣りを行き交うJR中央線の電車が見られます。
さて、神田川に架かる昌平橋と万世橋との間に万世橋駅はありました。
こちらの画像は、昌平橋から見た赤レンガの高架橋。画像左手奥がマーチエキュート。
とても暑かったけど、カメラを向ける人がたくさん。
少し引きで写すと、結構長いことがわかります。
ちなみに昌平橋の袂にも、「昌平橋駅」という幻?の仮駅が存在しました。
この話も、鉄道ファンでは有名ですがまたの機会に^^;
そしてこちらの画像が、万世橋から見た赤レンガ高架橋。左~右にかけてがマーチエキュート。
神田川と反対側がこのような感じ。
馬喰町にある人気カフェも入居してました。
安全性は確保した上で、原形の状態を保っているということです。
当たり前ですが頻繁に中央線が走り抜けます。
店舗と店舗の境目は、トンネルを模した造りになっています。案内板も有り。
全体的にこだわりのショップが多いという印象です。
テーマを決めたセレクトショップ的な。
ナチュラル雑貨のお店で、いい瓶を見付けましたがこの日はガマンしました^ー^;
高架橋のこの場所は、よくドラマなどで背景に映っていることがあります。
それにしても、
すぐ近くの本郷に住んでいた頃、時々通りかかっていたこの道。
その頃は、立派なレンガの壁だな~とは感じていたものの、
まさかここが駅だったなんて、70年の時を経て再生されるなんて、思いもしませんでした。
旧万世橋駅のホームに続く階段部分は、開業当時のまま残されており、駅の廃止以来初めて一般に公開されました。
次回はその様子をアップします^^
駅がとっても気になります。レンガが気になります!
遺構のままでよかったのに・・という思いと、
忘れ去られてなかった・やっと日の目を見れたのね・・という思いで複雑です。
駅にしてみれば「マジか~」って気持ちでしょうね^^
レンガ部分はちゃんと昔のままだそうで、趣があります!