OL主婦の小さな幸せ。

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創業昭和20年「栄屋ミルクホール」が10/8閉店

2021年10月05日 | エコいろいろ

2019年滋賀京都の途中ですが、、、またしても急な投稿。

インスタにも載せましたが、
東京・神田多町二丁目にある、あまりにも有名なラーメン店「栄屋ミルクホール」
こちらが10/8に閉店すると、先月21日深夜に知り合いから聞きました。
仕事が忙しい時期に突入していて難しいかなと思ったけど、なんとか先日仕事の合間にラーメン食べに行って来ました。






神田多町・神田司町・神田須田町と、このあたりは見事な木造建築や近代建築に銅板などレトロ建築が多いので、
これまでも頻繁に散策しており、こちらも外観だけは何度も撮影したのですが、中に入る機会がありませんでした。
(どうしても純喫茶行っちゃうから…)
参考までに☆ノスタルジック東京5*神田須田町レトロ建物探訪

なのでこの建物の中で、ラーメン食べてみたかったのです。
話によると、ラーメン屋としては別の場所で再出発するそうですが、この戦前建築の中で食べることが出来るのは10/8が最後。
(建物は区画整理で解体されるそう)

あと、レトロ散策ではいつも営業時間終わってから建物撮影していたみたいで、
「ミルクホール」の暖簾が出てる画像が2013年に撮影したもの1枚しか持ってなくて・・
ノスタルジック東京13~銅板張り看板建築~

最後にキレイに撮りたかった。※30枚位撮った^^;






側面は赤茶けている。



広角でも1枚。












銅板は、最初はピカピカの銅の色。赤橙色というらしい。
でもその輝く時代は数か月で半年もすると光沢感は落ち着くそう。
そして経年変化で、赤橙色→褐色→暗褐色→黒褐色→そしてあのキレイな緑青色へ変化する。

大都市にある銅板建築の銅板は、排気ガスの影響でキレイな緑青にはなりにくいそうですが、
それでも戦前の銅板建築!大変貴重です。
※山間部や海岸近くでは、比較的キレイな緑青が生成されるとのこと。
※自然環境に左右される









もう最後だと思うと、色々な角度から撮る。





12:45、お店を出た時には麺も売り切れだったのか注意書きの看板も片付けられ、
列がなかったので、こんな風に外観やディテールを人が写らず撮れました。
(入店前に撮影したものは人が写っていて、トリミングしています)






この日は11:40到着で列は10~15人位。
入店12:20、着丼12:30。
(画像のデータより)
カレーのルゥは既に売り切れでした。
私はラーメンと決めていたので問題ないのですが、カレーも美味しく、人気だったようです。


少し生姜が効いたシンプルな醤油ラーメン(チャーシューメン)。
クセはないのにクセになる味。とがっておらすまろやかな醤油味でとっても美味しい。
これはまた是非いつか食べたい!









店内は満席で撮れなかったけど(でも感染防止対策で席数は減らされていたかも)
食べ終わってお会計して外に出た時に、手前だけパチリ。
向かい合わせ用のアクリル板も一応ありました。





消毒液が置かれたトレイは、
昭和食堂の銀のトレイ^^

店内でおしゃべりする人もほとんどいなかったし、十数人の列も誰もしゃべらずシーンとした列でした。
そこはやはり日本人のいいところだなぁ。まぁ皆さん一人で来てるってのもある^^;



昭和20年創業、素晴らしい銅板張り看板建築。
お店の方へはもちろんだけど建物にもお疲れ様でしたと言いたい。





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