墨田区東向島、昭和初期から約80年続いているという鳩の街通り商店街へ行ってきました。
戦火をまぬがれた木造建築物が所々に残る、時間が止まったかのように感じる商店街ですが、古い建物を見直そうという動きもあるようです。
そのひとつが「チャレンジスポット!鈴木荘」。
空きアパートを期間限定で、企業ビジネスや店舗など利用者に運営してもらおうというもの。
現代アートや陶芸など、アート系のアトリエやショップが中心のようです。
そしてこの日のお目当ては、昭和2年築の木造長屋の古民家カフェ。
商店街の活性化に一役も二役も買っているのがわかります。
薬局だった家屋をそのまま活かしたということで、レトロというより昭和そのものでした。
こぐま
外も中も大好きな雰囲気
学校の椅子!懐かしさ満載です!柱時計はちゃんと動いていて時を知らせてくれます。
画像右側の棚は薬局時代、薬棚だったそう。アートギャラリーとして使われています。
この時はガラス工芸展でした。
薬棚を利用したディスプレイ。薬のパッケージはそのまま残されていたそうです。
古本のコーナーもあります。ここも薬棚だったようです。
半個室のようになっていてゆっくり本を読めそう。
ランチには少し早い時間にお邪魔したので、ケーキとドリンクをいただきました。
友人はチョコシフォン。少しもらったけど美味しい!
ドリンクは抹茶ラテ。甘過ぎなくて美味しいと言ってました^^
私はレアチーズタルトを。あっさりめのレアチーズで好みの味です^▽^
ドリンクは、昔クリームソーダ。
子供の頃を思い出す、懐かしい味でした*^^*
メニューはすべて手作りで、生鮮食品はなるべく地元の商店・専門店から仕入れ、
地域のつながりを大切にしているそうです。
お茶類は有機栽培にこだわり、基本の調味料は「有機茜醤油」「100%なたね油」
「バージンオリーブオイル」「海塩」「太白胡麻油」「有機梅酢」など吟味しているとのことで、そこも嬉しい。
家屋の路地側の壁にあった案内板。薬局時代はカネコ薬品という屋号だったのですね~
その頃はどんな案内があったのでしょう。
決して狙った古さではなく、昔からそこにある古さ。
戦前から時を刻み続けるその空間を、昔からあるものを、とても大切にしているカフェでした^-^
ちょっと遠いのですが、また行きたいです!
こぐま
墨田区東向島1-23-14
03-3610-0675
東武伊勢崎線・曳舟駅徒歩8分
東武伊勢崎線・東向島駅徒歩15分
(今回は商店街をゆっくり歩いたのでHPより転記)
10:30~18:30
火曜・水曜定休