過剰？

12年前ですか。
神戸市須磨区で中学生による児童が連続殺害される事件がありました。

そのとき、多くの報道陣が事件が起こった周辺の町並みを取材してましたね。

中には意地の悪いワイドショーで、
「町の形が悪い。雰囲気が悪い。こんな町に住んでいると人格がおかしくなる」
と、事件が起きたのは、神戸という町が原因だと報じられていました。


私は、震災のときに風呂に入れず、この付近の方に風呂に入れてもらったんですけどね。
あのとき私は高校生でしたが、自分の住んでいる町を非難され、悲しい気持ちになったものでした。



あのとき以来ですか。
今、まさに神戸はインフル感染で騒がれている渦中にあります。

感染が広がっている神戸・大阪では、物々しい雰囲気で、町中で見かける9割方がマスクを被った状況。

聞くところによると、とある会社では社員寮でインフルエンザを発症した患者が出たため、
寮に住む者は全員外出禁止措置をとられたところもありました。

（Ｏ／Ｗ氏の会社だそうで・・。新型かどうかは知りません。ちなみにＯ／Ｗ氏は寮に住んでいません）

本当に、一歩も外に出してくれないそうです。軟禁状態。
近所のコンビニへも行けない代わりに、食事は会社から毎日寮に届けられるそうです。



でもね。
神戸に行った、というだけで出席停止にされている区域もあるようですし、
神戸への修学旅行を禁止する措置もとられているようですね。

もはや「神戸」＝「汚染地域」という風評がインフル以上に蔓延しつつあるようです。

この北九州市の取った行動は重宝され、市長は拍手喝采を浴びているとは思いもよりませんでした。

それに対して、「行き過ぎじゃないか？もう少し冷静に」と呼びかける県知事に対しては、
全国から非難の嵐。


そりゃ、実際に感染が拡大しているのは兵庫県が中心になっているし、
その責任は行政側にあるのはわかります。

でも、ここまで私が生まれ育った地元の町が、ここまで全国から汚染地域呼ばわりされている現状で、
本当は感情が先回りしていることかもしれないけれども、

知事は地元の言葉を立派に代弁してくれたものだと思いますよ。

汚染地域扱いするなら、そこに住んでいる人がいることを重々考えていただきたいものです。

と、いうのが私の意見。
少数派かもしれませんがね。
でも私の地元がここまで汚れ物扱いにされるのは、聞き捨てならなかっただけです。
別に同情も、批判も聞くつもりはありません。
意見の合わない人とは、永遠に接点がなくなるだけでしょうね。


どこまでの対処が、行政側の責任かもよくわかりませんし、
休校措置をして外出禁止が講じられているかどうかも知りません。

その効き目がどれ程かも知りません。


いろんな流通のトラックは神戸を通ってもいいですよね？
車の窓を開けて、国道2号線を走ってもいいですよね？
新神戸駅のドアは開けてもいいですよね？
新幹線で神戸を通過する場合、空調を切らなくてもいいですよね？

それすら、予防の為なら許されない方もおられるでしょう。
今は、この状態を終息するのを、じっと我慢して待つことにしたいと思います。

それと。
この不機嫌極まりない状況を打破するため、オリックス勝ってくれよ！
もうストレートバカはいいよ。


当ブログの2009年の野球観戦記はこちら。


にほんブログ村
にほんブログ村
オリックスブログを盛り上げよう！