W650と言うオートバイのオーナーズクラブに入ってます。今日は、初めてメンバーと会う日です。会長の呼びかけで茂木から那珂川沿いに茨城県に
入った所にある『道の駅かつら』の前の河原でこの寒いのにキャンプをする変態
的なツーリングです。住まいから往復350Kｍほどのバイク旅です。
【家出風な出発】
この年で、初めての野宿。荷物が増えて、積み方も下手、なれずによろよろ出発。
【集合地 アグリパーク】
埼玉グループの集合地は、杉戸のアグリパークという道の駅。
見かけはしゃれてるが、中はモロに八百屋と言う感じ。
いなせなオジサン、助六さん。いかにも走り屋のグッサン。革張りシートが標準
仕様の美しい限定車のオーナー、hito3。皆暖かく迎えてくれて、思い切り嬉しい。トラックドライバーの道を熟知した
助六さんを先頭に境道の駅へ。
【境道の駅フリーマーケット】
境道の駅では、フリーマーケットを遣っていた。工具・カメラ・食い物・マタタビ・きるもの・・いろいろ売ってる。
なれなれしいおばちゃんが旨そうに鳥笹身をむさぼっているので酒のつまみに買う。後でこれがとんでもないことに（＾＾
hito3は用事がありここでお別れ。入れ替わってPC800と言う珍しいバイクに乗ったハンさんが合流。
アメリカンとスクーターの合作のような味のあるバイク。
【3台のW650】
先頭左側が、いなせなおじちゃん助六さんのバイク。ポッシュのマフラーと同様
しゃべりも、ライディングも歯切れがよく、皮の茶色いジーンズとラフアンドロードのジャケットのコーディネートがプロっぽい。
発進の時、皮のジーンズのまとわりつきを嫌い右足をスパっといなせに蹴り飛ばしていく姿が排気音と、ばっちり合っている。
真ん中は走り屋グッサンのバイク。CRキャブやマフラーで武装。しゃけのような厚着はしない。コーナーの立ち上がりで同じ
バイクかよ？と思うほどすーっとおいて行かれる。一番右がしゃけ号。何の変哲も無いが、他所のライダーがW1と間違えて
くれてちょっと嬉しい。
【益子焼】
助六さんが『おう、しゃけさんよう。好きなんだろ？寄ってくぜ・・』といって益子焼の店に立ち寄ってくれた。初対面なのに
掲示板かなにかに私が焼き物が好きだと書いたのを知っててくれたらしい。凄く嬉しかった。
【道の駅かつらの景色】
道の駅かつらは河原の前にあり、食料も水も薪もありキャンプに最適。
しかもキャンプサイトは只！今回は寒いので車で来る方もいた。
那珂川は深みある味のある河だ。ここでグッサンと助六さん用事で帰る。
硬い握手で再開を確信する。
【炎は原始人のころから・・】
野宿は初めてだけど焚き火は最高。
原始人のころから人のコミュニュケーションに欠かせないものだったのではと思う。会長の杉さん。関東甲信越支部長のキクヒロさん。宮祭りさん。みどりさん、
たむほーさん。ハンさん。しゃけと変人がそろう。
秋刀魚やいたり肉やいたり、何でこんなに楽しいんだろう。
【不動明王】
もうこのころには、酔っ払い。
会長が不動明王のように見える（＾＾
あ、そうだ鳥の笹身があったと境でなれなれしいオバサンから買ったのを思い出した。袋を何気なく見ると
『シニア犬でも食べられる・・』と書いてある。
なんとドッグフード・・・（＾＾ ハンさんと大笑い。
初めて会ったのにみんな兄弟のように扱ってくれる。嬉しくてたまらない。
バイクの話などぜんぜんしないのに（＾＾
【寒さ対策】
ジョイフル本田で買った小型湯たんぽ。700円くらいだったが有効でした（＾＾
【幸せかみ締めて・・・】
明け方眼が覚めて、テントのチャックを開けてみる。
今ここにいることが在り難く、仲間が出来たことが嬉しく、涙がでてくる・・
【会長の愛のトン汁】
会長の杉さんが朝もトン汁を作ってくださる。大なべ一杯、皆一滴も残さず食べた。愛のある味だ（＾＾
【益子焼きのお土産】
朝はゆっくりおきて、トン汁を食べ、それぞれ帰路に向かいました。
イチゴ大福を名物で会に行く人もいました。
私はハンさんと一般道を、眠いので休み休み帰りました。途中真岡線のSLを見ることが出来ました。
旅の思い出となった益子焼き(備前風ですが)のマグカップは安物ですが、ずっと愛用しこのツーリングの楽しさを忘れず
に居たいと思います。（＾＾
今回は、よい写真は撮れませんでした（＾＾
でも、心のなかはとても暖かになりました。
最後まで見てくださってありがとうございます。
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