団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

エスムス弦楽四重奏団演奏会 2012.12.10

2012-12-22 13:21:38 | 音楽
                    エスムス弦楽四重奏団演奏会 2012.12.10

                                                    2012年12月20日(木)

 この弦楽四重奏団の演奏は2回目です。ベートーベンの弦楽四重奏曲16曲(大フーガも演奏するでしょうから17曲)を2曲づつ演奏するというもので、年2回の開催ですので、8年間かかるという遠大なものです。まずこの取組に敬意を表します。

 曲目の組み合わせが、第一回は1番と16番、第二回は2番と15番という風に、初めからと終わりからを順に組み合わせたものとなっています。


 第2番のト長調は、初期の作品でありながら、スケールの大きな曲です。


 第15番の精神性の深さは、16曲の中でも1・2を争うのではないでしょうか。特に3楽章は素晴らしいです。 


 今年はこの演奏会が最後になりますが、私的には1・2を争う感動を覚えました。



 第一ヴァイオリンは、最初音色が安定していないと思いましたが、皆を引っ張っていかなければなりませんので、それだけ難しいパートなのでしょう。
 ビオラはもっと力強くなる必要を感じました。15番ではビオラの出番も相当あるのですが、埋没している感じです。
 
 チェロが一番安定している感じでした。



・2012年12月10日、広島市中区アステールプラザ・オーケストラ等練習室。







 音響が素晴らしく良いのです。そんなに大きくないチェロの音でも良く響きます。




 2階席もあります。こんな良い演奏ですが、聴衆は100人もいません。実にもったいないです。



 プログラムに16番とありますが、間違いです。私がスタッフに15番ではと言ったのですが、レスポンスは相当遅かったです。



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