安倍内閣を総辞職に追い込むチャンスを逃しました
2020年5月19日(火)
安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊無責任独裁政権が、検察庁法案の成立を断念いたしました。私ゃ、ダンネンじゃなくて残念であります。
強行採決に向けて暴走し、ツィッター攻撃で、内閣総辞職に追い込まれる展開になった方が良かったと思っているからであります。
19日の朝日新聞です。
「国民理解なくして進めない」とありますが、上手く国民を騙すことができなかったってことでしょう。
次からは、赤旗の報道に基づき、私の推測を交えたものです。
①安倍首相は5月15日のネット番組で、(黒川さんの定年延長の人事案は)「法務省がもってきた」と法務省に責任があると言いました。この発言をしたのは初めてで、国会でもこんな答弁はしていません。(注 ヤメ検弁護士の若狭勝氏は、法務省側がこのような人事案を官邸に持っていくということは有り得ないと言っています。何故なら、後輩検事の昇進が遅くなるからです。形式的に法務省から持って行ったようにしただけ、というのが若狭氏の見方です。)
②2018年6月に、共産党の辰巳孝太郎参議院議員が国会で、森友問題に関して、政府の内部文書を基に追及しました。「内部文書」には、次のように書かれています。「調査報告書をいつ出すかは、刑事処分がいつになるかに依存している。官邸も早くということで法務省に何度も巻きをいれている。」。
森友問題の報告書については、政府としては早く出す必要に迫られていたのですが、佐川局長の刑事処分がどのようになるかを見てからでないと出せないという事情があったと思われます。
③この当時の法務省の事務次官は黒川弘務氏で、官邸から「巻き」を何度も入れられていたのです。官邸から見れば、「巻き」を入れやすい人物だったということです。これ、法務省を通じて検察に介入していたということで、陰で指揮権発動をしていたと見られても仕方ありません。→恐るべき権力の私物化であります。
④同ネット番組で安倍氏は、(黒川氏について)「安倍政権と近いという報道は正しいのか?」と聞かれ、「私自身、黒川さんと2人でお目にかかったこともないし、個人的なお話をしたことも全くない。」と否定しました。
⑤ところが、各紙の首相動向には、2018年12月11日午後に黒川氏と個別に面会したという記録が存在しています。ここで何が話し合われたのか?→常識的には、森友問題でしょう。
人間、記憶が無くなるということはもちろんありますが、嘘ウィルスに罹っている安倍氏の発言ですので、「嘘」と見るのが常識的でしょう。
⑥この一連の流れで分かったことは、黒川氏の定年延長を違憲・違法な閣議決定で行った動機が明確になったことです。官邸にとって、「巻きを入れやすい人物が長くやってもらった方が良い」ということです。
⑦この21日に、弁護士や法学者ら500人!が、桜「夕食会」について、公職選挙法と政治資金規正法違反の疑いで、安倍氏を告発するということです。
後半国会は、コロナ一色ではなくなりそうであります。内閣総辞職に追い込むチャンスであります。
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