衝撃・小撃
2019年9月18日(水)
17日、友と飲んだのであります。
この友の奥さまは、難病で長らく入院しておられました。小脳が機能しなくなり身体が動けなくなったという症状です。
気になっていたので、待ち合わせで場所で冒頭「奥さまはどんなですか?」と尋ねたんです。「亡くなった」と言いました。「どうして言ってくれなかったんですか?」と尋ねたですが、返事はありませんでした。8月29日に肺炎で亡くなったということです。友が言うには、寝たきりで何もできなかったのに、死による喪失感が大きいと言います。私には想像するしかないのですが、友にとっては、何もできない奥さまでも友自身の生きる糧だったんですね。衝撃でありました。
電車で行く道すがら、広島大学跡地に建っているマンションです。広島で一番の高さになります。私ゃ、〇〇の高上りと思いますけど。買えない僻みも入っています。(笑)
友が秋刀魚の刺身を注文しました。高いかと思いきや、これ700円也です。小ぶりでありますが、不漁ということからすると安いとます。これから、段々秋刀魚を食すことができなくなるかと思うと、残念な気持ちになりますが、よく考えると「残念」というより、人類の存亡を考えなくちゃいけない問題ですね。
ザル豆腐であります。ほのかな甘みを感じ、美味でありました。居酒屋で湯豆腐or冷奴をメニューとして用意していないところがありますが、私ゃ、経営者の脳味噌を疑っています。
余談でありますが、刺身も豆腐も醤油を付けずに食しました。最近見たTV番組でありますが、パプアニューギニアの伝統社会では塩の摂取が17gです。(念のため年です)摂取が多いと言われる秋田県では、10㎏!(最近は少なくなっていると思います。)
どうにもならないことを、「しょうがない」と言いますが、こりゃ、「塩がない」が訛ったものじゃなかろうか・・。塩って昔は随分と貴重なものでありましたので、あきらめざるを得なかったという、私の推理であります。
明らかに10代と思われるスタッフでありますが、日本酒の「燗」を知りません。日本酒のメニューを指さして「燗でお願いします」と言ったのですが、通じないのです。「あつかん」と言ってようやく通じました。「(燗が分からないようでは)アカンな」と言ったのは通じました。
途中、感謝祭なる箱を持ってきて、クジをひくことに。
何と!私ゃ、特賞が当たったのであります。4000円相当の料理のサービスとなっていると聞き、喜々とした衝撃でありました。もっとも、友の奥さまの死のことを考えると、小撃でありましょう。
10月に再びこの店(がっつり)に行く大義名分ができました。
本日の会計、6,662円也。私が多く飲んだので、3,662円也の負担でした。
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