団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ディーゼル粒子(話題)

2007-12-27 18:03:32 | Weblog
             ディーゼル粒子(話題)

                           2007年12月27日(木)

 ディーゼルエンジンが見直されている。それは、ガソリンエンジンより燃焼効率が良く、CO2の排出量が少ないからだ。排出ガスの浄化装置の技術革新が、その前提にある。

 ところが、12月23日付けの中国新聞に、「ディーゼル粒子」と題して、気になる記事が載っていた。

 (ディーゼル粒子とは)ディーゼル車の排ガスに含まれる黒鉛の正体で、炭素の小さな粒子の周囲にさまざまな有害化学物質が付着している。ぜんそくやアレルギー、肺がんのほか、循環器への影響や流産の増加、精子数の減少などを招くことが多くの動物実験で指摘されている。最近では粒径が1万分の1㍉から100万分の1㍉程度と小さく、肺から血液中にまで入り込む超微粒子による汚染や生物への悪影響も注目されている。
 とある。

 現在、最新鋭の排出ガスの浄化装置が、どの程度の大きさまでの粒子を除去するのか知らないが、一部の自動車評論家によると、「走れば走るほど、都市部の大気を浄化する」そうだ。
 注 都市部の大気は最新鋭の浄化装置を付けた車の排出ガスより汚染されているから、最新鋭の浄化装置で「浄化」するという理屈だ。

 しかし、本当だろうか。
 聞いた話であるが、ガソリンエンジンでは、ディーゼルエンジンから出る排出ガスより、更に微粒子の物質が出る、と言う。測定限界値以下であるため、科学的に立証できず、問題にしようがないとか。(注 裏付けはとっていません。)

 現在の科学の到達点では、解明できていないことを、我々は想像力で補う必要があるのではなかろうか。

 今は、先の新聞記事にあるように、「超微粒子」までは問題になっている。
 しかし、ゴク近い将来ではないかもしれないが、「極超微粒子」が問題になる時がくると思われる。

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