気象庁の予報 素人を入れた方が良いです
2022年01月17日(月)
トンガの海底火山爆発による「津波」ですが、気象庁って、てんでダメなことが分りました。専門家集団と思いますが、素人でも分ることに気付きませんでした。いや専門家故分らなかったのかも知れません。
岸田政権って、「最悪を想定して」って言ってるじゃないですか。これコロナに限らず危機管理としてのイロハだと思うんですよね。
史上希にみる大規模海底火山の爆発があったことは、気象観測衛星をモニターしていますので、直ぐに分るハズです。日本からの距離は8000㎞ですが。粉塵は倍の1万6000㎞まで達したと言います。
ここで、素人だと、津波というか海水面の上昇というか潮位の上昇というかはともかくとして、そういった現象が起るのではないかと考える訳です。
ところが気象庁は、津波に関する過去のデータに基づき判断したものですので、海底火山の爆発による潮位の変化が予想できなかったということです。
ここで、素人だと、トンガの近くの国で津波というか潮位の上昇というかはともかくとして、それらの国に確認する必要があると思うんですよね。
ところが、専門家集団の気象庁は、「津波」のデータしかインプットできていないので、こりゃ津波ではないと判断した訳です。日本に「津波」が来て注意報を出すという大失態を演じたのであります。今回の津波は1㍍程度でしたので、被害は僅かでしたが、これが大規模津波だったらと想像すると、いや、現実で大規模被害が出たら気象庁なんて吹っ飛ぶでしょう。
「危機管理」。気象庁って、自らの存在に係る危機管理そのものも出来ていない、お粗末官庁と言わざるを得ません。
気象庁の担当者の記者発表って、見苦しいたらありゃしませんでした。津波かどうかの定義を聞いているのではりません。津波というか潮位上昇というかはともかくとして、危険かどうかの判断基準が後回しになっていて、「津波」というかどうか経験したことがないので、分りません!って、津波の定義なんてそんなことはどうでも良いのです。素直に危機管理上大失態でしたとなぜ言えないのか!
津波の判断は専門家の合議により決めていると思われますが、その集団に素人を入れた方が良いです。常識的な判断が行えます。
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