元徴用工への賠償命令
2018年11月1日(木)
10月31日の朝日新聞です。
韓国の最高裁が、元徴用工への賠償を命令しました。
うぅーん!俄かには理解できない判決であります。
倍賞問題は、1965年の日韓請求権協定で解決したというのが、(それが十分であったかどうか等は別として)常識的な考え方と思います。韓国の最高裁の判事も二人はそのような判断をしています。
私は、ことが重大ですので、私企業への差し押さえまで行くとは考え難いですが、いろいろともめ事が起こりそうであります。
このような、非常識的な判断を下した背景には、国際情勢の変化があると思います。まずは、米朝の関係が劇的に変化しました。南北も融和に向かっています。朝鮮半島の非核化に向け、韓国がイニシアチヴを取っているように思います。日本はどうでしょうか?その中にあって、孤立しているように思います。つまりは、日韓の力関係が変化した訳であります。勿論、日本の相対的ポジションが低下したということで、俗に言えば、舐められたってことだと思います。
本来なら、唯一の被爆国として、北東アジアにおける平和を構築することに力を発揮すべきが、アメリカ追随外交で、主体的な外交努力をしてきませんでした。こりゃ、バカにされると言うか、相手にされませんですな。
北朝鮮との対話も勿論必要ですが、拉致問題が引っかかっているように思います。北朝鮮からすれば、日本は拉致問題を解決しなければ他の問題にも一切手を付けないという風に見えるのではないかと思います。北朝鮮からすれば、戦後倍賞の問題の方がはるかに大きいという認識でしょう。
国と国との関係を決定付けるのは、最終的にはそれぞれの国民です。私は、民間交流を大いにすべきと思います。文化スポーツ分野であれば、今直ぐにでも実現可能と思います。猪木議員という重要な役割ができる方もおられます。
それと、実験的にやってもらいたいことがあります。北朝鮮の役人を銀座で接待漬けにするんです。日本の高級官僚は直ぐに堕ちますが、果たして北朝鮮は如何に? こりゃ、挑戦してみる価値はありますぞ!
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