SH療法は、SH装置を使って行う顎拡大療法ですが、
装着時間が、1日24時間のうちの8時間から10時間という事で
一般的なワイヤーとブラケットを使った矯正装置のように一日中
装置を付けていません。というよりも装置を外している時間の方が
装置を着けている時間よりも長い治療法です。
それでも歯や顎の位置が変わってくるのですが、
それは、外している間にも装置の力だけでなく、唇や頬や舌といった口の周りの
筋肉や噛む力を利用して歯を動かしているからです。
そのため、装置を外している間に、それぞれの筋肉のトレーニングを
患者さんにしていただいています。
そのトレーニングの事を専門用語で、筋機能訓練(MFT)と
いっています。
その中には、内科医の今井一彰先生が考案されて有名な
「あいうべ体操」もあります。
他にも患者さん毎に、適切な方法をお教えしますので、
できる範囲で、お願いしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます