ラブストーリ？？？⑤

食べた後。もう帰ると思ったけど、
本はそういった『ちょっと早いから、散歩しましょう』って。
そして二人でDarling harbourという場所へ行って、
ベンチに座った。

景色がいいから、
二人ともうまく話せなくても、黙っていても、
この日、悠にとっては忘れられない日だ。
で、悠は香から教えてくれた日本語を話した。
『今日天気はいい』
『ははははぁ。。。もう夜になったよ、その場合、星がきれいと言う』
『えぇ。。。そうですか。じゃ、星がきれい』
カップルに成れなくても、
友達になるといいかなぁ。悠はそう思う。


『あの、悠。』
『はい。』
『俺はね、日本の田舎に住んでいる。農夫みたいよ。』
『えぇ、そんなことはないよ。冗談じゃん、全然見えない、はははぁ』
『後はね、俺はお金もちじゃない、悠のようにブランド物を持ってないよ。』
『私はお金もちじゃないよ。以前お金を貯めて、そういうものを買ったよ。』
『俺は悠のように勉強できない。頭が悪いよ。』
『ははぁ。私の頭が悪いよ。香港の友達にそう言われる。逆にここのみんな、私の頭がいいと見られるけど！』
『俺は格好いいじゃないけど、どうして俺が好きになった？』
『えぇ・・・』