欧州および米カルフォルニアだけがZEV(ゼロエミッションビークル)とか云っちゃってEVカーをさかんに推進しようとしている。この中で欧州は、そもそもEVカーはもっと後だと思っていたのだろうが、VWのディーゼル詐欺に絡んで他メーカーも含めディーゼルでは排ガス規制の限界が露わになって来たことを睨んでの路線変更だということを押さえておきたい。なお、中国の現地民需メーカーがEVに熱心なのは、国策で多額の補助金を出していることと、高効率内燃機関エンジンを作る基礎技術が欠落しており、EVであれば、その様な基礎技術が必要ないところから起因となる点も知っておく必用があるだろう。
そもそもEVカーは限定された地域で現在急激に増えつつあるが、それは該当国の補助金もしくは助成金という恩恵があるからに他ならない。そして、排気ガスを出さないEVが究極のクリーンなクルマで、一充電辺りの航続距離は短めではあるものの、充電に要する電気料金から1km辺りのコストが安くエコカーだと喧伝している訳だが・・・・
EVカーというと太陽光発電と似た様に完成車ができた後の、廃ガス(CO2)だとかエネルギーコストの安さをメーカーは訴求する訳だが、本来は製造から廃棄までの、トータルCO2とエネルギーコストで考えなければならないだろう。
太陽光発電が普及しだしたのは10年近く前になる訳だが、そもそも太陽光パネルを作るのに多大の既存電気エネルギーを投入(太陽光パネル発電5年分程とか聞く)しなければならない。しかも設置した太陽光パネルは、日照条件とか気候による発電エネルギーの変動は著しく、他に電力との連携が取り難く、高率良い発電インフラとする難しさがあると聞く。また、バッテリーと同様に永久に性能劣化しないなんてことはなく、5年程度で性能劣化してくるし10年程度が寿命なのではないだろう。
さらに、傾斜地などを利用した大規模太陽光パネルの設置(メガソーラー)では、景観の悪化と共に土砂崩れなどを起こしているという実例も聞く。風力発電もそうだが、この様な再生可能エネルギーというのは、前評判と異なり、真実は相当なマヤカシが含まれていると考えられる。
EVカーの話しに戻る。EVカーの航続距離やドライバビリティの要は、制御技術もあるがバッテリーに帰するの確かだろう。このバッテリーを作るにはレアメタルも含め、製造投入エネルギーは石油換算で従来内燃機関の走行距離相当の5倍程度を要するとも聞く。そうなると、5年程度以降に真の省エネルギーの効果が生まれることになる。一方、バッテリーの寿命はスマホなどで経験する通り、数年すると顕著に低下し始め5年程度が一定の寿命となるのだろう。こうなると果たしてEVカーが省エネルギーなのかという強い疑惑が湧いてくる。
そもそもEVカーは限定された地域で現在急激に増えつつあるが、それは該当国の補助金もしくは助成金という恩恵があるからに他ならない。そして、排気ガスを出さないEVが究極のクリーンなクルマで、一充電辺りの航続距離は短めではあるものの、充電に要する電気料金から1km辺りのコストが安くエコカーだと喧伝している訳だが・・・・
EVカーというと太陽光発電と似た様に完成車ができた後の、廃ガス(CO2)だとかエネルギーコストの安さをメーカーは訴求する訳だが、本来は製造から廃棄までの、トータルCO2とエネルギーコストで考えなければならないだろう。
太陽光発電が普及しだしたのは10年近く前になる訳だが、そもそも太陽光パネルを作るのに多大の既存電気エネルギーを投入(太陽光パネル発電5年分程とか聞く)しなければならない。しかも設置した太陽光パネルは、日照条件とか気候による発電エネルギーの変動は著しく、他に電力との連携が取り難く、高率良い発電インフラとする難しさがあると聞く。また、バッテリーと同様に永久に性能劣化しないなんてことはなく、5年程度で性能劣化してくるし10年程度が寿命なのではないだろう。
さらに、傾斜地などを利用した大規模太陽光パネルの設置(メガソーラー)では、景観の悪化と共に土砂崩れなどを起こしているという実例も聞く。風力発電もそうだが、この様な再生可能エネルギーというのは、前評判と異なり、真実は相当なマヤカシが含まれていると考えられる。
EVカーの話しに戻る。EVカーの航続距離やドライバビリティの要は、制御技術もあるがバッテリーに帰するの確かだろう。このバッテリーを作るにはレアメタルも含め、製造投入エネルギーは石油換算で従来内燃機関の走行距離相当の5倍程度を要するとも聞く。そうなると、5年程度以降に真の省エネルギーの効果が生まれることになる。一方、バッテリーの寿命はスマホなどで経験する通り、数年すると顕著に低下し始め5年程度が一定の寿命となるのだろう。こうなると果たしてEVカーが省エネルギーなのかという強い疑惑が湧いてくる。