私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

帰省ラッシュに思う

2008-12-29 | 事故と事件

 今年は、帰省ラッシュ絡みの報道が少ない様にも感じられます。それでも、今朝のニュースで、JR東の新幹線関係が3時間程も動かず、混乱したと報じれていました。どうやら運行管理のコンピューターも問題の様です。確かちょっと以前にも、JR東は同様のミスを犯していると思います。多分システムのちょっとしたバージョンアップかなんかに際してのものでしょうが、緊張案がなさ過ぎるのと思います。

 ところで、こういう帰省ラッシュ時期になりますと、クルマでの高速道路走行中の事故も増加します。この高速道路での事故というのは、どうしても走行速度が高いだけに発生すると大きな事故になりがちです。

 私の仕事でも、偶にですがインターチェンジにある道路公団の事故車保管場所に事故損傷車を見に行くことがありますが、まあFerrari_crash_2驚く様な大損傷車ばかりです。

 写真は帰省ラッシュではありませんが、今年5月に富士スピードウェイでフェラーリ・フェステバルというイベントがあったのですが、その日に起きたフェラーリ車の報道映像です。この様な、クルマは正直いってクラッシュ性能云々はある程度無視し、走行運動性能を追求している訳で、それなりに運動限界も高いはずのものです。でも、この事故原因は、同車の無謀運転による自爆事故ですから、人間とは愚かなものと思います。

 ところで、高速道路で一番恐ろしいのが被追突事故だと思います。それも大型車に追突を受けるケースだろうと思います。その追突の際に、前方に何もなければ、例えどんなに強く追突されても、まあ体験できない様な急加速が味わえる程度で済みますが、前に大型トラックが停止していて、大型車の追突を受けたクルマは無残なものです。例え、どんなに安全装備が施されたクルマであっても、床から上は無きに等しい程に圧壊されてしまいます。

 ですから、大型車の間にはなるべく入って走行しないことに私はしています。また、前部が渋滞し始めたら、ハザードフラッシャーを点滅させて後方へ警告すると共に、必要以上に前車に接近しない方が安全だと思っています。




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