暇つぶしにパーツリストを眺めていると…
アブソーバ(・・?)
次に1つずつアブソーバをフィンの間に押し込んで行きます。
案の定ズレていました(ー ー;)
ピッタリ合いました。
ふと興味深いパーツに気付きました∑(゚Д゚)
アブソーバ(・・?)
何故今まで気付かなかったのでしょうか…
私のGXには付いていません。
不要なパーツなのでしょうか(・・;)
不要なパーツなどパーツリストに載らないと思うのですが…
気になったので取り敢えず注文してみます。
届いたパーツを見ると、何かのゴムの様な感じです。
どうやって付けるのかネットの画像を探してみると、どうやらシリンダーのフィンの間に詰める様です。
早速私のGXにも付けてみます。
先ずはバラバラにします。
次に1つずつアブソーバをフィンの間に押し込んで行きます。
全部押し込んだらエンジンを掛けてみます。
旧車は少し暖機運転をします。
1分ぐらい経ってエキパイを触ってみると、左側より右側の方がかなり熱いです。
左右で温度が違うのは気になります(・・;)
まぁ良いでしょう。取り敢えず何が変わったのか試しに走ってみると…
エンジンの雑音やエンジン停止後の「キンキン」鳴る音が消えて静かになりました∑(゚Д゚)
もしかしたらフィンの共鳴を防ぐパーツだったのでしょうか(・・;)
恐らく謎が解けたところで帰ろうとすると…
GX「ドッドッドッ…プスッ……」
ローギアで半クラにして走り出そうとした瞬間、エンストしました(〃ω〃)
私、相変わらず下手っぴ(*´∀`)♪
という訳じゃなさそうです。
何かいつもより発進時のエンジンのパワーが弱々しい感じです(・・;)
こんな時は点火時期がズレている可能性大です。
自宅のガレージに戻ります。
片方のシリンダーだけ点火時期がズレているのか、それとも両方の点火時期がズレているのか…
アイドリング中にプラグキャップを外して確認します。
先ずは右側のプラグキャップを取り外して左側のシリンダーを確認します。
アイドリングは続きます。
恐らく左側の点火時期は良好でしょうd( ̄  ̄)
続いて左側のプラグキャップを取り外して右側のシリンダーを確認すると…
すぐにエンストしました∑(゚Д゚)
どうやら右側のシリンダーの点火時期が狂っている様です(・・;)
タイミングライトで確認すると…
案の定ズレていました(ー ー;)
かなりリタードしています。
ブレーカープレートのビスの締め付けトルクもヤマハ発動機のカスタマーコミュニケーションセンターに確認を取っているのですが…
何故ズレるのでしょう(・・?)
右側のエキパイが左側に比べて熱かったのは、コレが原因かも知れません(ー ー;)
コンタクトブレーカーのビスを緩めてアドバンス方向に調整します。
ピッタリ合いました。
念の為に左側も確認します。
やっぱりこっちはズレてませんでした。
最後に片側ずつプラグキャップを取り外して片肺状態でアイドリングが継続するか確認してみます。
片肺にしてもアイドリングはきちんと継続しました\(^o^)/
両側ともプラグキャップを嵌めてるとアイドリングが力強くなります。
また一つ乗り心地が良くなりました(^^)
タンクの洗浄、時間がある時にやってみます!
私の説明文を武左ゑ門様にお褒め頂いたのでしょうか?だとしたらとても嬉しいです。有難うございます。
キャブの汚れを忘れていました。
緑色の汚れはガソリンが長期間放置された場合に変質したものと理解しています。
以前、貴方様がキャブを最初に開けた時のデロデロの汚れです。
タンクの錆取り前の写真から察するにタンクの中にもそれがあったと思います。
錆取り後も残っているのかもしれません。他にも、錆のかすや微小なゴミも・・・
タンクの完璧な洗浄は困難ですよね。フューエルコックのストレーナーでは、上記のゴミは防ぎきれない事があるようです。
こういうケースで、燃料ホースに濾紙式のフィルターを付けて解決したことがあります。社外品になってしまいますが。
自動車は全てフューエルフィルターは標準装備なのですが・・・
ヤマハ車でコックに濾紙式フィルターが内蔵されているものを見たことがあります。本来こうあるべきと、その時思いました。
参考になれば幸いです。
おっしゃる通り2枚のワッシャーはビスを規定値のトルクで締めて、トルクを安定させる為だそうです(`_´)ゞ
実に分かりやすい説明ですね
確かXSのフルトラ用のピックアッププレート
実はGXのポイントベースプレートと同じものなのですが
ベースプレートを止めるナベプラスネジにはワッシャが2枚重ねて取り付けられています
なぜ2枚ワッシャなのか不明ですが
バランサーのないこのエンジンは恐ろしいくらい振動するので
緩み防止のためかもしれません
さらに、油温も130度ぐらいまで行きますので、熱膨張も有るかもしれません
兎に角ヤマハが作ったミドル排気量の初めてのOHCエンジンですからオーバークオリティーと耐久性が足りない部分が有ります
すごく勉強になりました(`_´)ゞ
①のマーキング、やってみます\(^o^)/
②と③は新品の純正コンタクトブレーカープレートASS'Yがあるので丸ごとゴッソリ交換してみますψ(`∇´)ψ
まずは、調整方法が同じで良かったです。
この方法で良いはずですので、このまま進めさせていただきます。もし間違いがあれば、その時に訂正させていただきたいと思います。
あぁ、確かにそのようなマニュアルありますね。その間違った、また説明不足の内容から調整方法にたどり着けたなんて、本当に貴方様はすごいです。
進角前タイミングセットですか・・・
おそらくそのようなものはついてないのではと思います。強いて言えばタイミングチェーンとスプロケットが規定通りのタイミングになっているか、タイミングチェーンの張りは正常か、という意味でしょうか?
それでは、何故頻繁に点火時期が狂うのかですが・・・・
ガバナー、ブレーカー左右、コンデンサーは以前新品に交換されていて、ヒール部のグリスもOKだったと思いますので、取り敢えず原因から除外してみます。
①まず、セットプレート等が動いてしまっているかどうかの確認ができないものかと考えました。
左右の点火時期を合わせた後、各ブレーカー、セットプレート、一番大きな丸いセットプレート、セットプレートがはまっているエンジン側のアルミの円周それぞれに、動いたらわかるようにマジックで2,3本ずつ線をいれておくのはどうでしょう?
写真を拝見すると点火時期のずれはクランク角度で3~4度でしょうか。とするとポイントシャフト(カムシャフト)では
1.5~2度位ですので、点火時期が狂った時マジックの線がずれている所を発見できるかもしれません。
どこもずれていなければ、他に原因があるという事になります。
②セットビスのいくつかの、プラスの頭が崩れているのが気になりました。細いビスなので、締め付けトルクは微少だと思います。崩れているとちゃんとトルクがかけられない可能性を感じます。新品にできるかまたは、他の方がおっしゃっているように、キャップボルト等も良いかもしれません。そして、穴側のねじ山が崩れていなければ、2割増し位のトルクで締めてみるのも良いかもです。
穴側ねじ山が崩れているとねじ山がアガル危険がありますので、なんらかの対処が必要になるでしょう。
③どのセットプレート、セットビスも点火時期が決まっている以上、毎回ほぼ同じ位置で締め付けていると思います。
となると、その部分が変形(例えば、一番大きな丸いセットプレートやナメクジ状プレートの調整ビス締め付け部分が微妙につぶれたり、削れたりして少し薄くなっているとか)あり得ます。
そのような場合、点火時期調整はほんの少しずらすだけなので、規定トルクでしめても、セットビスの押さえが弱くて、その後のエンジンの振動と加熱、冷却の繰り返しでずれやすいかもしれません。
貴方様がコメントに書かれていた、エンジン温感時アドバンス、冷間時リタードするについては、まだ何も考えつきませんが、セットプレート等がずれているか否かで一つ原因を消去していけるかと思い考えてみました。
すでに、試されていたらスミマセン。
参考になれば幸いです。
とても詳しくて分かり易いです\(^o^)/
早速結論から申し上げますと…
残念ながらサービスマニュアルの記述と合っているとは言えません(>_<)
ただ、私の自己流のやり方とピッタリ同じやり方です\(^o^)/
長文になりますが、
何故サービスマニュアルの記述と合っているとは言えないかと申し上げますと、サービスマニュアルはもっと大雑把にしか記述されていないんです(ー ー;)
どこのポッチやどこの溝にマイナスドライバーを当てて梃子の原理で動かして調整、とか丁寧な説明ではないんです(T-T)
更に間違って記述されている所もいくつかあるんです(-_-;)
実際サービスマニュアルにあるのは、
・ローターを回転させ、ポイントが最も開いたところでギャップが基準値に入るように取付ビスを緩め調整する
→写真が1枚あり、「左側ポイント取付ネジ」・「右側ポイント取付ネジ」という文字とそれがどのネジかを示す矢印があります。
でも、「左側ポイント取付ネジ」の矢印がブレーカープレート取付ビスを指していて間違ってます(ー ー;)
これで私はますます混乱しました(ToT)
・導通チェッカーで左から点火時期をLFマークとケースのマークが合うか確認し、合っていなければブレーカープレートセットスクリューを緩め調整する。同様に右もRFマークで行う
→写真が2枚あり、ただ単にそれぞれにローターの写真があり「LT」・「RT」が写っているだけで、説明文はありません。しかも両方とも「F」ではないのでこれも間違いかと( ̄▽ ̄;)
写真の通り「T」に合わせたら相当リタードしてしまい大変です(>_<)
更にブレーカープレートセットスクリューがどれなのか全く説明がありません(・・;)
・3,100r/minでアドバンスが規定値で終了するか確認する。大きくズレている場合はガバナー不良、もしくは進角前タイミングセットを点検する
→写真ではなく、アドバンス終了の合マークの簡単な絵が描いてあるだけです。進角前タイミングセットって何でしょうか(ー ー;)
「進角開始前の点火時期が合っているか確認する」なら理解出来るのですが、これも説明がありません(T_T)
ぐらいです(・・;)
サービスマニュアルというよりむしろ、点火の仕組みを全て理解されている整備士受験生さん向けの「次のサービスマニュアルの間違いを指摘せよ」という問題集です(ToT)
初めて点火時期を調整する時には、上にある様にサービスマニュアルの写真の記述などが間違っていて、なかなか理解が出来ませんでした。
挑戦しているうちに自己流?と言いますか、仕組みを理解出来た今日この頃ですσ(^_^;)
それでは、お言葉に甘えましてまず今回は、私自身がポイント調整のやり方をわかっているか、確認をしたいのでお付き合い頂けますでしょうか?ここを私が間違っていると頓珍漢なことを言ってしまいますので・・・
本当に長文になります。ごめんなさい。
2021 1月2日のコンタクトブレーカーAssy交換の3枚目写真を見ながらこれを書いています。
それでは、始めます。
①ドエルタイムを合わせる。左の例。左ブレーカーのヒールをカム山の頂点に乗せ、ビス2本を緩め(ブレーカーを交換する時に外すビスです)ポイント開閉部のすぐ上のポッチにマイナスドライバーを当てて、てこのように動かしてポイントすきまをシックネスゲージで規定値に合わせてビスを締める。
②右も同様にして、ドエルタイム(ポイントすきま)を合わせる。
③これでドエルタイムは決まったので、 ①②で締めた4本のビスは今後かまわない。
④次に、左の点火時期を合わせる。
1時と7時方向にある一番外の一番大きなプラスビスを緩め、7時のビスの右そばの溝にマイナスドライバーを入れてベースプレート(一番大きな丸いベースの板)を微妙に回転させ、タイミングライトでLFに合わせる。
⑤右の点火時期を合わせる。
一番大きな丸いベースプレートの右半分の12時から6時あたりにあるナメクジのような半月プレートの固定ネジ(12時と6時あたりでしょうか)をゆるめ、12時のナメクジの2本のツノのようなものを動かしてタイミングライトでRFに合わせる。
どうでしょうか?
サービスマニュアルの記述と合っていますか?
ご確認いただけると幸いです。
ぜひぜひよろしくお願いいたしますm(_ _)m
ポイント調整など、何十年前以来です。貴方様の記事で思い出しながら勉強させて頂きました。
ところで、頻繁な点火時期のずれ、そして度重なるキャブのゴミと緑の汚れは私も合点がいかない所です。
何か思いつきましたら、コメントさせて頂いてもよろしいでしょうか?
どうしても、長文になってしまうと思います。長文がご迷惑な場合は、遠慮なくお知らせください。
整備士さんなんですね!
プロの方からお褒めの言葉いただけるなんて嬉しい限りです\(^o^)/
むしろ、こんな恥ずかしいブログで申し訳ありません(>_<)
色々ご教授いただけたら嬉しいです!
たまたま運良く貴方様のブログにたどり着きました。
面白くて一気に読んでしまいました。
弩素人とご謙遜されていますが、とんでもございません。素晴らしい整備力だと思います。
恥ずかしながら、私は約40年、自動車修理を仕事として来ています。単車もほんの少し修理しています。
貴方様の、整備に向かう情熱と根性、そして考え方のプロセス、知識、作業力、本当にすごいです。
これからも、ブログを楽しみにしています。ご無理をなさらずマイペースで頑張って楽しんでくださいね。
もしよろしければ、ちょくちょくお邪魔させていただきたいです。
アブソーバは変形や摩耗が心配なので、あまり外したり付けたりしない方が良い気がしました。
私の想像ですが、触らなくても経年劣化でゴムが痩せてポロポロ落ちるのではないかと思います(・・;)
ブレーカープレートのビスの締め付けトルクはサービスマニュアルには載っていなかったので、直接ヤマハ発動機のカスタマーコミュニケーションセンターに確認して教えていただいたトルクで締め付けました(`_´)ゞ
私のGXの点火タイミングがズレたのはポイントの摩耗やビスの緩みとかではなく、熱膨張によるブレーカープレートの歪みかも知れません。
何故かエンジンの温度が上がると点火タイミングがアドバンス方向に変わります。
エンジンが冷えているとリタードしています。
なんて…私の調整が下手っぴなだけですねσ(^_^;)
ポイント点火は生き物みたいで面白いです\(^o^)/
フィンを磨くときに外すんでしょうか
私のは全部着いていました
まあ、わりと走行距離の少ないエンジンだったので
残っていたんでしょうけど
点火時期の調整用プレートって そんなにずれるもので無いと思うのですが
ポイントベースを止めている6ミリのナベプラスネジを キャップボルトに交換してトルクをかけて絞めています
まあ フルトラ用ピックアップベースですが