あの人の
足音が 去っていくと
空気が かすかにずれて
そこに
水たまりが でき
水たまりに うつる空は
くもり
涙ごしにみる 水たまりに
灰色の 蛾が
ひらりと 舞い下り
うまれたばかりの
恋の
おわりを しらせる。
ルリシジミ
足音が 去っていくと
空気が かすかにずれて
そこに
水たまりが でき
水たまりに うつる空は
くもり
涙ごしにみる 水たまりに
灰色の 蛾が
ひらりと 舞い下り
うまれたばかりの
恋の
おわりを しらせる。
ルリシジミ
蛾は
迷惑だと 言いますでしょうね。
熱い気持ちをもてなくなる時まで
せつなさ とは
長いおともだち・・・
生きてる 証のようなものかも・・・
蛾は
失恋の象徴でしょうか。
せつない…。
生まれたばかりの恋の終わり。
先は見えないけれど
どうか、少しずつ恋を育てていって下さい。
私も先の見えない中で、信じることだけを頼りに
過ごしています。