田舎道で
ところかまわず 座り込み
草のリングを編んでは
つなげて 冠にしたり
腕に巻きつけたり
何の意味も持たない
幼い 仕草に
わたしの 将来が
見えていた
大人になっても
意味のないことを 繰り返し
思いつきの 場所に
立ち寄っては
意味のない 言葉と
意味のない 笑顔と
意味のない 約束と
それらを 大切に
心に留めていたのは
わたしだけで
誰もが
思い出しもしない。
その向こうに
大きな意味のある 物語を
つくりあげようとする ページを
白紙のまま とじて
閉じ紐を かけ
わたしの 一年が終わり
閉じ紐の かかった
白い ノートは
いたずらに ふえるばかり
満ち足りた 愛のノートは
いつ 出来上がるのだろう
すべてに 意味のある
思いのつまった ノートは・・
ところかまわず 座り込み
草のリングを編んでは
つなげて 冠にしたり
腕に巻きつけたり
何の意味も持たない
幼い 仕草に
わたしの 将来が
見えていた
大人になっても
意味のないことを 繰り返し
思いつきの 場所に
立ち寄っては
意味のない 言葉と
意味のない 笑顔と
意味のない 約束と
それらを 大切に
心に留めていたのは
わたしだけで
誰もが
思い出しもしない。
その向こうに
大きな意味のある 物語を
つくりあげようとする ページを
白紙のまま とじて
閉じ紐を かけ
わたしの 一年が終わり
閉じ紐の かかった
白い ノートは
いたずらに ふえるばかり
満ち足りた 愛のノートは
いつ 出来上がるのだろう
すべてに 意味のある
思いのつまった ノートは・・