ケロポンといっしょ!

かえるのケロポンといっしょに旅行したことなど、独り言を徒然なるままに書きとめたブログ

文庫本のブックカバー

2012年07月21日 | 日記
私が子供のころ住んでた町の駅近くの本屋さんは文庫本でもカバーをかけるとき、1冊1冊丁寧にかけてくれた。
だから、ブックカバーはそうするものだと思っていた。
他の本屋さんで買った時も、ブックカバーを自分で直して、読んでいた。
だから、某○隣堂で色画用紙のようなブックカバーは嫌いだった。

今は違うけどね。

佐藤さとるの本とか、大事にしたい本は今も、そうしている。
そのやり方は…

ブックカバーを広げて、本を包み込む。
読み口に合わせて折り目を付ける。
一度折られたブックカバーなので、折目がついてやりずらいけど我慢。

反対側も折り目をつけ折り込む。
ここできっちりしておかないと、あとで角がゆがんだりする。
本の表紙カバーのほうが微妙に曲がっていたり、帯がついていたりすると微妙なさじ加減が必要。

続いて、天地を決める。
前の折線をうまく活用してもよいし、あくまでカバーの中心に本を置く、というのでもよし。

折り目をつけたら、一度開いて、背表紙の折り返し部分をちょっと広めに切れ目を入れる。
切れ目の位置が背表紙に近すぎると表紙が開きにくいし、背表紙から遠すぎると、カバーが外れやすい。
ちょうど良い位置は自分の感覚で決めてほしい。

この本で、私はこれくらいとりました。

今度は本の表紙カバーも外し、表紙カバーと本の間に、ブックカバーの切れ目を入れた背表紙寄りのほうを折り込む。
これで、本の表紙カバーとブックカバーが一体化。
ずれない。
それから、本の表紙カバーごと、ブックカバーをして、天地の処理。

表紙を開いて本からはみ出ている部分の読み口側を三角形に折る。

折り目を基に、本の表紙カバーと本の間にブックカバーを入れるように折り込む。
この時、ブックカバーにしわが寄ったり、本屋表紙カバーが折れてしまうことがあるので注意。

天地4か所できたら完成です。
最後に背表紙に本のタイトルとかを書くのも面白い。

みんな知ってるのかと思ったら、そうでもないらしい。
文庫だけでなく単行本でもできるし、表紙カバーのない本でも可能。ただ、表紙に厚みがあるとそれを考慮したおり方や切れ目にしないときれいなカバーになりません。

包装紙とかでやってもきれいです。
クラフト紙のような丈夫な紙なら、一度もみくちゃにしてから広げて作ると、エンボス加工のようになって、弾力も出て、歪みを吸収しやすいです。

これをしておくと、本がいつまでもきれいですよ。
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