いま、人生の岐路に立つ

エンジニア人生をどう過ごすのか。独立に向けた準備と対策。

フリーランスエンジニアに必要なコミュニケーション力と交渉力

2024-07-12 11:00:39 | コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、フリーランスエンジニアにとって欠かせない存在だ。IT業界ではプロジェクトに複数のエンジニアが参加し作業を進めていく形が一般的なため、コミュニケーション能力に問題があると連携がうまくいきにくく、評価が下がる恐れがある。

出社せずに仕事をこなす在宅型のフリーランスであれば、コミュニケーション能力が求められる機会は少ない。しかし、それでもコミュニケーション能力が不要なわけではない。いずれにしても、コミュニケーション能力に難があると他のエンジニアとの連携、クライアントとの交渉など多くの場面で問題が出る可能性が高いので、独立を検討しているのであればコミュニケーション術を学んでおいて損はない。

そして、フリーランスエンジニアにとってコミュニケーション能力と同じくらいに重要なのが交渉力だ。クライアントはフリーランスエンジニアに仕事を依頼するが、極めて優秀で替えのきかないエンジニアならともかく、そうでないエンジニアに報酬をなるべく多く支払おうとするクライアントはまず存在しないと考えてよい。

基本的に、クライアントは安価な報酬で契約をまとめたいという意向を持っているので、クライアントの言葉にそのまま従っていては収入が伸び悩みやすいわけだ。そのため、自身の能力やクライアントの要望を比較検討した上で、最適な報酬額を割り出し交渉する力が必要となってくる。クライアントとの交渉に不安を感じるのであれば、フリーランスエージェントを通して案件を獲得するのも手だ。


実務経験1年以内でフリーランスエンジニアになる場合の対策

2024-06-20 11:00:39 | 実務経験

実務経験1年以内でフリーランスエンジニアとして独立し、成功を収めるのはなかなか難しい。クライアントは、フリーランスエンジニアに対して十分な実務経験を求める傾向があるため、信頼を得るのは困難だ。一定の実務経験がなければ案件への応募すらできないケースも多く、獲得可能な案件の種類もだいぶ狭まる。

もっとも、実務経験1年以内であってもフリーランスエンジニアとして成功するのが不可能なわけではない。かなり厳しい道ではあるものの、会社員時代にしっかり準備をしておけばフリーランスエンジニアとして成功することも十分可能だ。

十分な実力があり、需要の多いスキルを身につけていれば、クライアントから興味を持ってもらえる可能性は高まる。実務経験を積みつつ、プライベートの時間をできる限り勉強につぎこんで、有用なスキルを身につけたいところだ。

そして、勉強と並行してポートフォリオの作成、独立後の自己ブランディングのプラン作成などもしっかりと行っておく必要がある。先に書いたように、実務経験が1年以内だと不利な状態でスタートを切ることとなるので、案件獲得のための準備ができていない状態で独立するのは無謀だ。

案件獲得のためのプランを練りつつ、余裕があるなら勉強会やセミナーに参加して何かしらツテを作っておきたいところだ。実務経験が不足している場合、ビジネスマナーのスキルが十分でないことも多いので、不安が残るならビジネスマナーの勉強を進めておくのもよいだろう。とにかく、自信を持ってフリーランスとして活躍するためには、こちらに書かれているような対策を練ることも視野に入れ、行動してほしい。